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インクルージョンが人材供給体制を強化する(動画付きバージョン)

1.優れたリーダーの供給体制の構築に苦心している組織は、重要な人材を見落としがち

本調査において「自社の人材供給体制は優れている」と回答した組織はわずか12%で、人材供給体制の強化に苦心していることが明らかになりました。さらにCEOは、次世代リーダーの育成を、優秀な人材の獲得と定着に次ぐ、最大の懸念事項の一つであると言及しています。


しかし、優れた人材の供給体制を構築するうえで重要な課題の一つは、リーダーシップ・ポテンシャルの定義を狭く捉えすぎていることです。特に、組織がリーダーシップ開発において多様性を尊重し、インクルーシブな取り組みを行っていない場合、バイアス(偏見)が人材供給体制の構築を阻む可能性があります。本調査データから、人材供給体制が優れている組織は、多様性に富んでいることが確認されています。

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同様に、人材供給体制が優れている組織では、ハイポテンシャル人材のうち26%が人種・文化的マイノリティの従業員から選ばれています。一方、リーダー層の充足に苦労している組織では、その比率はわずか10%にすぎません。さらに、人材供給体制が優れている組織では、ハイポテンシャル・プールのうち女性が占める割合は28%であったのに対し、そうでない組織ではわずか18%にすぎませんでした。

人材供給体制が強固な組織では、インクルージョンの風土が促進される傾向にあります。より優れた人材供給体制をもつ組織では、リーダーが「多様な観点を受け入れることは、組織文化と価値の強力な構成要素である」と回答する確率が2倍以上高くなるという結果となりました。また、人材供給体制が優れている組織のリーダーは、従来の方法に疑問を投げかける確率が1.8倍、チームメンバーの成長と昇進のために機会を提供する確率が1.9倍高くなっています。

重要なリーダー職の充足に苦労している組織は、リーダーシップ・ポテンシャルの定義をより広く捉え、隠れた人材を見落とす原因となり得るバイアスを排除することによって、その見通しを大幅に改善することが可能になります。

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4.会社概要

会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント

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