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フリーランス日本語教師が学校で働いてみたら

学校からフリーランスに流れる先生は多いと思う。

けれど、私のように

フリーランスから告示校の日本語学校・専門学校へと転身する人は意外と少ないのではないだろうか。

現在は、学校での授業がめちゃくちゃ楽しくて、
準備は大変だけれど楽しんでいる。

学校で何が良いかって、集客しなくてもお客様である学生はたくさん来る。来るというか、通ってくる。

フリーランスでは、もちろん集客は自らが動いていかなければ生徒は集まらない。

あと、学校には、教科書や問題集などもたくさん置いてあって参照できる。

でも、そういう表面的なことじゃ無いんだよなぁ…と感じる。

例えば、ほかの先生にアドバイスをもらえることもすごく自分にはプラスになっている。

教え方で迷ったら、質問すれば相談に乗ってくれるし、「今日どこの授業?頑張ってね!」と声をかけてくれる。

あとは、日本語教師の先生たちとの交流がすごく楽しい。

年齢層も性別も様々で、良い人ばっかりだ。

私の学校が特別なんだろうか。

とにかくみんな良い人ばかりで、人間関係の悩みが一つもない。

私は過去に病院の看護師の仕事で適応障害となって最悪の体調になったことがある。

今は、そういう嫌なタイプのストレスが無い。

授業の準備は大変だけれど、授業が終わった後は達成感を感じる。

まるで、長距離走を走りきったような達成感だ。


フリーランスのときと、何が違うんだろう。

何だか、言語化するのが追いつかない充実感がある。


学生がかわいい。

たくさんの反応が楽しい。

1対20。

その場を制するのは大変。

みんな若くてエネルギーがある。

負けないように大きい声も出さないといけない。

けれどいい反応がたくさん返ってきて、こちらが声をたてて笑いたくなるほど面白い瞬間があったりする。

水面に広がる波紋のように、叩くと響く、太鼓のように。

楽しさの波が広がっていく感覚は、何だかクセになる。


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Mina Sato IQ130 ASDの心理士/脳外科ナース/Nativecamp日本語講師
本当にありがとうございます!応援してくださる気持ちが本当に嬉しいです。「サポートをいただきました」の通知が、わたしの人生のうちの今日一日という日を幸せにしてくださいました。色々ありますが、あなたの一日も素敵なものになりますように。