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23-63. なまけものママが自分時間確保のためにやってきたこと|資産を減らさず時間を増やしたい!
わたしはかなり、なまけ者です。
やりたくないことは、どれだけ短時間でできるか、どうやったら回避できるか、を考えます。
もちろん、会社員のときは自分がやりたくない仕事もありました。
苦手な仕事はマニュアルをつくって得意な方にお願いしたりもしました。
好きな仕事を熱心に取り組んでいたらそれが回ってくるようになって、結果、得意な仕事しかしなくてよくなりました。
もはや、ゲームです。どうやったらクリアできるのか。笑
どうやったら楽しくなるか?そういう姿勢で生きてきました。
子どもが生まれてからの変化
子どもが生まれてから、自分時間の確保に全力をかけるようになりました。
子どもがいてはなかなか自分の時間がつくれません。チャンスは保育所や学校に行っているときしかないのです。
その貴重な時間を好きではない仕事に費やすのは……ということで(ほかにももちろん理由はたくさんありますが)会社もやめちゃいました。
仕事が嫌いなわけではなかったのですが、わたしはどうやら良好な人間関係の中で、黙々と何かをしているのが好きだったみたいです。
自分の行く場所があって、そこでコーヒーとか飲みながら、ちょっとたまに雑談したりして。
そういうのが好きで会社に行っていましたが、コロナでそれがなくなって会社に属している意味がわからなくなりました。
家の中に軟禁され、ロボットみたいに右から左へ業務をこなす自分に、とてつもない違和感を感じたんです。そのへんの話はいろいろと他の記事でも書いているのでここでは割愛しますが、大手正社員を辞め、ボーナスもなくなって、ヨガインストラクターって不安じゃないの……?って聞かれることも多かったです。きっと聞かなかった人も、内心そう思っていたと思います。
なんか、ヨガインストラクターって稼げないイメージがあるみたいですね。でも、パーソナルなので単価が高いんです。時給は会社員時代の2倍くらいです。一般的なパーソナルトレーニングに比べると単価半分くらいですが、それでも十分にいただいています。その他に、ちょいちょいオンラインの仕事もしているので、会社員時代の月収をかるく超える月も、まれにあります。でも、今はあまりお金稼ぎの優先順位が高くないので、おしなべると扶養範囲内ギリギリでやってる感じです。
そもそも退社したときの目的は、いかにストレスフリーに生きるか、自分時間をいかにつくるかだったのですよね。
いまは好きな人(お客さん)と、空いた時間にヨガして、お話して、好きな仕事だけして、気楽なもんです。
ちなみに、自由時間は本を読んだり、ヨガをしたり、noteを書いています。
これも仕事と言われると、ぜんぶ仕事しているのですが…まあフリーランスってそういうものか。それはいったん脇に置いておきます。
働く時間を減らすためにわたしがやったこと
自由時間を確保するためには、仕事に費やす時間を減らす必要があります。
働く時間を減らすためにわたしがやったことは、全然大したことはなくって、しかも狙ってやっていたことではないのですが、3つあります。
時給を上げること
支出を減らすこと
自分以外に働いてもらうこと
です。
時給を上げること
会社員のころと比べて時給がどうなったかと言うと、ボーナスを含めても時給は2倍以上みたいです。普段あまり時給のことは考えていませんが、たぶんそれくらい。多いときは5倍くらい。
でもお金のためだけに働かないように意識しています。お金を目的に働くと、無理して嫌な仕事も全力でやってしまう性分なので、チガウと思ったらやらないようにしています。好きなことしかしませんし、稼働時間が少ないので収入は減っていますが、そのぶん自由時間は増えました。子どもの平日のお相手も、習い事もできます。
「収入が減ることで不安はないのか?」と聞かれます。ごもっともな質問です。
でも本当に不安なのは「資産が減ること」です。なので、収入が減っても資産が減らなければいいわけです。
実際にわたしは会社員をやめて2年経ちますが、収入は減っていても、資産は減っていません。
それはなぜなのでしょうか。
支出を減らす
元々、あまり派手にお金を使わないのですが、ストレスがたまるとわけもなく買い物して、毎日Amazonが届いていました。
ですが、ストレスがなくなれば支出も減るんですね〜
自炊をする時間があるので、外食しなくなり。美味しくないけどやたら高い出前館やUberの出番もなくなりました。余裕ができ、健康になるので医療費も減り、ストレスによる無駄遣いも少なくなりました。
とはいえ、自己投資・帰省代などで、なんやかんや支払っていますが。それでも「普段はこれくらいあれば暮らしていけるのだ」という、最低限の額を知れたときはめちゃくちゃ安心しました。
(※ちなみに旦那さんとのお財布はいまだに別です。食費の一部だけ私の口座へ入れてもらってて、光熱費と家賃は払ってもらってます。)
もともとは「節制ってなんか貧乏くさくていやだ」って思ってたんです。
小物はブランドで一点豪華主義、都会的な自分は好き。だったのですが…先日最後のブランドバッグも売りました。必要がなくなったからです。汗
生活水準を上げるのが豊かだと思われていますが、生活水準を下げることができると、ものすごい自信になります。
じつは生活水準って上げると不安になり、下げると安心するものだったんです。知ってました?わたしは最近まで知りませんでした。
みなさんもぜひ一度、切り詰めた生活費で1か月を過ごすことをやってみてください。「必要のないものを広告の言われるまま買ってた自分って一体…」とちびまる子ちゃんもビックリ状態になります。
あと、都会の真ん中から、のどかな田舎に越してきたのが大きかったかもしれません。大きな道路や、オシャレなお店の代わりに、ベランダから森が見えます。最高です。
自分以外に働いてもらうこと
収入が減っているのに資産が減らないのはなぜか。会社員時代の貯蓄を投資信託に回しているからです。
会社員をやめて2年経ちますが、いまだに資産は減っていません。
会社員はもう無理だけど、やめられない人にとって、お金の問題が一番おおきいと思います。養育費、子どもの可能性、好きなものを好きな時に買える可能性……を失うのが怖い。たしかに怖いですよね、わかる!
じゃあ、
いくらあったら安心なのでしょう?
いくらあったら暮らせるのでしょう?
自分が過ごしたいタイムスケジュールで、時給いくらなら叶うのでしょう?
それを考えないうちは、ふわふわとした不安に飲み込まれて動けません。
ですが、一度真正面から向かい合ってみたら、めちゃくちゃ自由になれます。
支出を最低限まで切り詰めたら月いくらで暮らせるのか?自分はどんな生活がしたいのか?
ぜひ、知ってください。
会社にいると、お金のことを具体的に考えずに漠然と生きてしまいます。
支出を下げて、貯蓄額が減らなければ、これから我慢して働かなくていい期間が増えるわけです。
最高です。
自分の未来に、好きなことだけして生きていい時間が増えるんだから!
余裕もでき、子どもにも優しくできます。
あなたがほんとうに生きたいように生きたときに、失うものはなんですか?得られるものはなんですか?
わたしたちが本当にほしいものって案外シンプルなのかもしれないな~と思います。
この記事はこちらの本に触発されて書きました