
要介護高齢者の体操支援は、「体操の内容」と「自分の考え」とを分けて整理しておく
「参加者の中に、足の不自由な人がいる場合に、足の体操をしてもよいですか?」
ある介護現場のスタッフの方からの質問です。
ボクの結論から言うと、「してもよい」というより「したほうがよい」
その理由は、
・その考えかたでいくと、最後にはすることがなくなるから。
・全員が、同じようにできる体操を考えようとすると、こたえが出なくなるから。
・できることを、できるだけするほうが、ポジティブで楽しいから。
高齢者の体操をするときに、「こんなことをしていいのか?」と迷うことがあります。
そんなときには?
「どんな体操をするか?」
「何を大切にするか?」
この2つを分けて考えておくといい。
だいたい、この2つが、ごっちゃになって、混乱することが多い。
最初の質問も、「何を大切にするか?」ということになります。
まとめ
迷ったときは、「何が大切なの?」原点に戻って考える。
要介護高齢者限定・元気が出る体操インストラクター