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「メモの魔力」 読後感

物忘れが酷いので、メモでも取ろうかと思いまして。
どうせ取るなら上手に取りたいな、と。
ふと、この本の存在を思い出し、読んでみたくなりました。

いざ読んでみると思い描いていた内容と違いまして、上手なメモの取り方、ではなく、メモをとる事で思考を深めたり、知的生産や自分を知るために、更には夢を叶えるために。
メモをとる事でこれらができますよ、と。

夢を叶える、と言われるとキラキラしているのと若干の意識高い系の雰囲気がして僕の苦手な感じかと思いきや、そういう何となくマイナスの感覚よりも著者の熱量と深慮が伝わる内容にすいすい読み進められました。
正直面白かったです。

面白かったので、本の巻末についている「自分を知るための自己分析1000の質問」のうち、最初の100をやってみました。
これまた意識高い系の感じがしてやるか迷ったのですが、やってみると自分の過去から未来を深く考えることになり、結果として現在の自分が望むもの大切にしているものが見えてきました。

この本を読んだ成果の一つに「意識高い系の一言で毛嫌いして浅はかな判断をしてはだめ」、
そんな当たり前の事が感想を書いていて思い浮かぶ一冊でした。

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