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自由をもっと感じたいならもっと不自由を

#自由 #哲学 #本質 #制約 #制限 #規定性 #選択 #決断 #感度 #川柳 #ダジャレ

------最近の生活の中で実感していることがある。それは、「自由」というものは、全く制限のない状態ではなく、むしろ一定の制限があってこそ実感できる選択と決断の感覚なのではないか、ということだ。

一般的に「自由」というと、制限や制約が一切ない状態だと考える人もいるが、そもそもそれは現実的ではない。私たち人間は社会の中で生きており、様々なルールを守らなければならない。また、生まれ持った身体的な制限もあれば、自分ではコントロールの難しい欲望も抱えている。つまり、人間は本質的に、内面的にも外面的にも何らかの制約を持った存在なのだ。

だからこそ、私たちが自由を実感するのは、そうした様々な制限を乗り越えたり、うまく付き合えたりしたときではないだろうか。この発見をもとに、私は最近、新しい習慣を始めた。好きな読書だけに没頭するのではなく、あえて家事の時間を設けることにしたのだ。

意識的に皿洗いをしたり、料理を作ったり、掃除や洗濯、アイロンがけなどをしたりして、自分の読書時間を意図的に制限している。すると不思議なことに、その後の読書がより充実したものとなり、内容も深く楽しめるようになってきた。

このように考えると、規律や制限は必ずしも悪いものではない。むしろ、こういった物事の見方を意識することで、私たちは日常生活の中でより多くの「自由」の感動を見出すことができるのではないだろうか。

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