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宇宙を「身体」に例えたら、幸せに生きる方法がクリアになった話

僕は15年間のサラリーマン人生の後

41歳の時に心理の世界で独立して

しばらくしてから占星術の世界を知り

さらにはスピリチュアル(宇宙)の世界を知ったことで

自分が到達したかった境地にやっと辿りついた感があるのですが


この「スピリチュアル」とか「宇宙」っていうのって

馴染みがない人からしたらハッキリ言って「意味不明」だとは思うんですよね。


スピリチュアルの考え方の一つに「ワンネス」ってものがありますけど

「ワンネス」って言われても、実感が伴わないというか

フワッとしててあんまり実際の人生に役立たない、みたいな。

なので、今回はこの「ワンネス」という概念が、実際の私たちの人生においてどういう意味があって、どう私たちの「幸せ」とつながるのかっていうあたりを

ある「例え」を使って、わかりやすく説明してみたいと思います。


「ワンネス」って、何?

まずは、そもそも「ワンネス」ってなんなの?っていう話ですが

これは「宇宙の第3法則」とも呼ばれていて、「ひとつがすべて、すべてでひとつ」(The one is the all, all are the one)という概念です。

宇宙とは、人間やら動物やら自然やら惑星やら、ありとあらゆるものによって成り立っており、そしてその集合体として「ひとつ」であり、そして同時にそれが「すべて」だということですね。

でも、そんなこと言われても、「だから?」ってなりますよね。

「そんなの当たり前じゃないか」「それを知って何が嬉しいんだ」

と。


でも、この概念を「ある例え」を使うと、私たちが幸せに生きるか不幸に生きるかに大きく影響を及ぼしているものであることがわかるんです。

その例えとは、「宇宙」を「身体」に置き換えて考えてみる、というものです。


「身体」と「ワンネス」の共通点

人間の身体は、一つ一つの細胞から成り立ってます。その数は37兆個とも言われてます。

しかも、1日あたり3,000億個ほどの細胞が入れ替わるので、約3ヶ月で私たちの体はまったく新しい細胞に入れ替わっていることになりますね。

※各数字については諸説あります。


で、ここでちょっと考えてみて欲しいことがあります。

私たちの身体において、細胞が主なのでしょうか?身体が主なのでしょうか?

当然、身体は細胞がなければ成立しないので、細胞が主人公、ということも言えますが

細胞だけがただバラバラにあっても身体として機能しないので、全体としてまとまって初めて意味がある存在だ、とも言えますよね?

この、どちらが主でどちらが従と言いきれない、ある意味どちらも主であり従であるというのが、「ワンネス」という概念なんです。


では、あなたがもし「細胞」だとして、そしてあなたが「身体」を構成している一部なのだと理解した場合、あなたはどんな感覚で細胞として生きようとするでしょう?

おそらくは、「全体(身体)」と「自分(細胞)」が運命共同体であることが前提になりますよね。

例えば、自分以外の細胞を見て、それが元気だったり、うまくいってたり、幸せだったとして、それに対して嫉妬したり、足を引っ張ったりしたくなるでしょうか?

いや、むしろ他の細胞が元気であることは、嬉しいことのはずです。

なぜなら、他の細胞が元気であること=身体全体が元気になれる=自分もより元気になれるからです。


偽りのワンネス

さて、ここでいわゆる「悩み」として日本人特有で現れやすいのが、「全体(他人)」のために生きようとしすぎて、「自分」のために生きるということを後回しにしてしまう、ということです。

でも、上述の例えを踏まえてわかってもらえると思うのが、「自分」を満たすこと=「全体」を満たすことだということなんです。

なぜなら、ひとつひとつの細胞が元気な状態で集合した時こそ、元気な身体(全体)になるわけですから

私たち一人一人が果たすべき最低限の責任のようなものがもしあるとするならば、それは「自分が幸せ(満たされた状態)であること」なんです。


日本人特有の、全体の調和を大事にする「和」の精神は、決して悪いものではありません。

しかし、それはあくまでそれぞれの「個」が幸せな状態であることで成立することを忘れてしまっては、何の意味もないのです。

個人個人が犠牲になって成り立つような「全体の幸せ」など、偽りの幸せでしかありません。


これから本格的に「個とワンネス」がテーマとなる「水瓶座の時代」がスタートしますが

特にわれわれ日本人は、この「個(自分)」を満たすことが「全体」の幸せにつながるんだという価値観を採用していくことが

個人レベルでも、日本・世界全体としても、幸せになるためのカギを握っていると強く思います。


正しく自分を満たす方法

ちなみに、「自分を満たす」という時、それは「ないものを埋める」という感覚ではありません。

その感覚は、「恐れ」(Suffering State)です。

それは「そういう考えは人としてよろしくない」なんていう説教じみた話ではなく、そのモードで自分を満たそうとしている間は、当の本人が一番苦しいよ、ということです。

なぜなら、宇宙の第4法則的に言えば、「出したものが返ってくる」から

あなたがそのモードで何をするかは関係なくて、「ない」という動機そのもの(=出したもの)を、現実として体感することになる(=返ってくる)からです。


だからこそ、本当の意味での「自分を満たす」方法というのは、「ホントウの自分らしくあることが、一番社会から認められ、一番周りの人たちからも愛されている、という確信を持って生きる」ことなんです。

それが、いわゆる「愛」(Beautiful State)で生きている状態なんですね。


そして特にこれからの時代は、一人一人がこの感覚と責任を持って生きることが、非常に大事になるということです。

もし、あなたが、周りの人や社会・世界全体の幸せを願うならば

ぜひ、そういうスタンスで「自分を満たすこと」が、自分にとっても全体にとっても良いことなんだと改めて理解してもらえたらと思います。




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