コロナ時代に「手放すモノ」の正体と、その結果「手に入るモノ」とは?
今年からスタートしたコロナ時代は
ある意味、というか思い切り
新しい時代へ行くための「関所」みたいなものだと捉えるのが一番わかりやすいなと、個人的には感じてます。
で、これは他でも言われていることですが
とにかくその関所を無事にくぐり抜ける方法はただ一つ、「手放す」ことだ、と。
ということで今日は、その「手放す」ものってが具体的に何を指しているのかについて書いてみます。
そもそもなぜ「手放す」必要があるの?
このコロナの影響で、今「いい想い」をしている人って、まぁそれほど多くはないだろうなとは思います。
僕のある友人は、「オンライン会議システム」の会社に勤めてて、そこはもう逆に猫の手も借りたいほどの忙しさで嬉しい悲鳴なようですが、それはあくまで特殊な例だと思います。
また、いわゆる「スピリチュアル」の世界に先に進んでいた人からすれば、「これでやっと世界が自分に追いついてくれる」と、コロナに感謝している人もたくさんいると思います。
ただ、それ以外のほとんどの人たちは、「人と会えない」「外で遊べない」「仕事がない」「感染が怖い」などなど、「苦しみ(恐れ)」の方が強いんじゃないかと思うんですね。
そして、皮肉なもので、そうやって「恐れ」が強い時ほど、人は「執着」してしまうものです。
何に?
「これまで自分を守ってくれた、幸せにしてくれたもの」
に。
でも、このコロナが教えようとしてくれていることは、その「これまで自分を守ってくれた」と思っているものが、実は決してそうではなかった、マヤカシだったんだよ、ということなんですね。
でも、そんなことをこれまでと同じ状態の世界の中で伝えたところで、誰も聞く耳を持たないでしょう。
だから、コロナ(=宇宙)は、人間たちがそのメッセージを聞く耳を持ってくれるように、この状況を作ったのです。
「手放すモノ」の正体とは
これは、以前オンライン飲み会を開いた時に聞かれたことなんですが
「手放す」ってよく言うけれど、一体具体的に「何を」手放すの?
と。
で、それをわかりやすくするために、ぜひこちらの動画を見て欲しいと思うのです。
これは、もう今からだいぶ前に、代替医療の世界的権威であるディーパック・チョプラ博士が、全米No.1トークショー・ホステスのオプラ・ウィンフリーのトーク番組に出た時に話していたことです。(和訳は動画の概要欄につけています)
ちなみに2人とも、自他共に認めるウルトラ・スピリチュアル・コンシャスな方々です。
見ましたか?
後半に彼が「手放すもの」の答えを言ってくれているんですが
要するに、私たちがこれまで、私たちを守ってくれる、幸せにしてくれると思っていたものは、全て「自分の外側にあるもの」です。
実際、お金にしても、モノにしても、地位や名声にしても、それらがあれば、安全を担保できたり、人から認められたり、愛されたりするということが、もはや「常識」のようになっていましたから
誰も何も疑問にも思わずに、そこに向かって突き進んできたわけですよね。
ただその渦中で、多くの人が気づけなかったのは
まるで、シャブ漬けになった麻薬中毒患者のように、思考停止(洗脳)状態になってしまっていたということです。
「幸せ」だと思っていたけれど、実はそれは自分の本心ではなく、麻薬の効果(幻覚)でしかなかったのだ、と。
だって、そんな幻覚状態でなければ、誰が満員電車なんかに揺られて、毎日楽しくもない仕事をやりたいなんて「本心で」思いますか?
だれがわざわざ12年間もつまらない学校の授業を受けて、大学合格のために勉強を頑張りたいなんて「本心で」思いますか?
拷問のようなこれらの行為を正当化できるのは、「こうすれば認められて愛されて幸せになれる」と幸せの基準を、自分の内から外へと手渡してしまった時だけでしょう。
それが、まさに「これまでの時代」だったということなんですね。
異常なことに、異常だと気付けなくなってしまった、異常な人間がたくさんいる状態。
それを根底から揺るがして、わたしたち人間に「本当の幸せの正体」に気づかせようとしてくれているのが
今回の「コロナ」なのです。
手放した代わりに「手に入るモノ」とは
「自分の外側」にあったものを手放したら
一体何が残るのかと言えば
そう、「自分の内側」にあるもの、ですよね。
そして、実はそれこそが
私たちが本当に求めていた「幸せ」を
いつでも、常にもたらしてくれるものの正体なんです。
でも、これまで「外側」ばかりを追いかけてきた人は
急に幸せが内側にあると言われても
「自分にはそんなものない」
って思うと思います。
確かにただ漠然と「内側」と言われてもわかりにくいと思うので
僕なりに説明してみます。
もし、自分自身のことを、「地球の上で、世界の中で、単なる1人の人間として生きている」という
そんな「物質的存在」として捉えていたら
「自分の内側」にあるものを見つけようとしても
ただ孤独感と不安感が増すだけでしょう。
また、自分の内側というものを、自分の「思考」のことだと思っていたら
それも、ただ不安を募らせるだけでしょう。
これについては、一旦以下の短い動画を見てもらうのが、一番わかりやすいと思うので
まずはそちらをご覧ください。
先ほど紹介した、全米歴代No.1トークショーホステスで、世界で最も影響力のある女性にも選ばれたオプラ・ウィンフリーさんの言葉です。(和訳は動画の概要欄にあります)
要するに、「私たちの内側」というものの正体とは、「思考」ではなく「魂」のことなのです。
そして、その「魂」とは、それ単体で存在しているわけではなく、「宇宙(全体・ワンネス)」の一部として存在していますから
あなたと、あなた以外のすべての人と万物は、どんな時でもつながっているし、そこからどんな時も必要なサポートを受けているということです。
その視点、その理解、その信頼感があること。
それ自体がもう、「自分の内側」とつながることであり
そしてその感覚を極めるほどに
あなたがこれまで実は求めていた「幸せ」という感覚は
満員電車に乗らなくても、受験勉強をしなくても
つまりは
本心ではやりたくないけど、やらないと認められない、愛されないと思ってきたことをやらなくても
手に入れられる、というかもう、手に入っている
ということなんです。
その前提の上で
後は、「ホントウの自分」というものを理解し、そのエネルギーとつながることで
「外側」の状態に関係なく、いつでも「幸せ」を感じることができるわけですが
あまりに自分の内側から離れて外側にい過ぎて感覚が鈍っている人は
「エレメント人種論」のようなツールを使って、自分の本当のエネルギータイプ、本当の価値観、本当に幸せだと感じることを客観的に知り
徐々にそこに慣らしていけばいいんだと思います。
まとめ
このコロナによる混沌とした状態も永遠には続かず、その結果、また「洗脳」された人間で成り立つ古い社会は戻ってくるでしょう。
その古い社会に居続けるかどうか
自分の「外側」に洗脳され続けたまま生きるかどうかは
あなたが「自分で」決められます。
ちなみに補足しますが
「モノ(物質)」そのものが不要だとか、悪だ、という話ではありませんからね。
「エレメント人種論」を踏まえてわかりやすく言うなら
「おうし座」というのは「五感を満たす」ことが「魂レベルの喜び(価値観)」として大事なことなので
「モノ」にこだわりたいと感じる人は
どんどんこだわればいいと思います。
つまりは
「ホントウの自分」(=愛)で
自分の感覚(意識)を満たしていくこと
それが
「手放す」
ということであり
一見すると、それが損することに繋がりそうなことであっても
最終的にはそれが、自分の内側から常に泉のように湧き出る安心と幸せを、常に感じられる自分になる
っていうことなんですね。