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【まばたき】デフォルト・モード・ネットワークって知ってますか?

大学院に社会人入学をしています。今、大河内一男という経済学者の論文を読んでいます。4回読み、思考の構造を書き留めていくことで、ようやく面白さが分かりました

社会政策」と「社会事業」の違いは現在の「通常級のカリキュラム」と「特別支援」の関係に似ているな。

などとマニアックな発見をして、ムフフと怪しげに笑っています
そのうちnoteにまとめますね。
こんにちは。特別支援学級13年目のMr.チキンです。
今日は、デフォルト・モード・ネットワークについて話をします。

「まばたきは何のためにする?」脳科学者からの問いかけ


こちらの記事で紹介している通り、
私は教育研究団体に所属しています。
年間数本の研修を企画するのですが、その際に、エビデンス(科学的根拠)に基づいた教育について脳科学者を講師に招いたことがありました。
その脳科学者が、講演終了後の飲み会で私に

チキン君。人間は何でまばたきをするのかわかる?

と聞いてきました。
「目が乾くのを防ぐため?」
と答えると、

眼球を潤すためなら、まばたきは1分間に2~3回で十分なんだ。
でも、人間はその何倍もまばたきをする。(1分間に20回ほど)
つまり、「目を潤す」というのはまばたきの一つの効果にすぎないんだ。

目を潤すためのまばたきの10倍近くまばたきしているのか!
これは私にとって新しい視点でした。

現在考えうるまばたきの理由

では、まばたきはどのような時に行われるのか。
その脳科学者は

デフォルト・モード・ネットワーク

という言葉を用いていました。
その言葉で検索すると、下の記事が見つかります。

まばたきをしている際に、「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼ばれる脳の部位が活性化するようです。
この部位は、ぼんやりと考え事をしている時などに活性化されるということです。
つまり、我々は、日常の中で1回0.3秒の視界遮断を行って情報整理をしているのかもしれません。

まばたきが脳に与える影響

このように、日常的に行われるまばたきが、脳に影響を与えていたなんて、私にとっては驚きでした。
まばたきは、強い視覚情報が存在する場合は減少することが報告されています。
つまり、パソコンやテレビ、スマホなどを用いている現代においては、まばたきの量が減少している・・・つまり、デフォルト・モード・ネットワークの活性化が少なくなってきていることが考えられます。
少し落ち着いて考えを整理するために、画面から離れて、まばたきを意識的にすることも大事かもしれません。
では、またね~!

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