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✓追憶の夜想曲/中山七里

▽あらすじ
豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する
“悪辣弁護士“御子柴礼司(みこしばれいじ)は、
夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた
主婦の弁護を突如、希望する。
対する検事は、因縁の相手、岬恭平(みさききょうへい)。
御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか…。


▽印象に残った文章

「それでもみんな生きている。
生きることを許されている。
それは全員に償う機会が
与えられているからだ。」

「だが忘れるな。
償うことで人は生きていけるということを。」

▽感想
 どうして、利益になるかも分からない
裁判を引き受けたのか分かったときの
衝撃が凄かった。

御子柴は償うことで生きているのかもしれない。

はっきり言ってしまうと
胸糞悪い結末で、こんな話
よく思いついたなと感心すらした。

わりと先の展開を読むのが得意だと
思っていたけど、
このお話はまったく読めなかったな・・・。

ミステリーが好きな人は
とても楽しめる本だと思います!
結末はちょっと衝撃的だけど
読みごたえは抜群にある!
さすが御子柴シリーズ裏切らない。


✓追憶の夜想曲/中山七里/講談社

↳サンプルもありますので、ぜひ

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