✓さんかく
▽あらすじ
古い京町で暮らす夕香と
同居することになった正和。
理由は“食の趣味が合うから“。
ただそれだけだ。
なのに恋人の華には言えなくて…。
恋はもういらないと言う
デザイナーの夕香。
夕香の“まかない“が忘れられない
営業職の正和。
食事より、彼氏より、
研究一筋の日々を送る華。
「おいしいね。」を分け合える
そんな人に、出会ってしまった。
▽印象に残ったフレーズ
▽感想
登場人物の夕香が
自分と同じ性格なのか
常にわかるわかる~~
と夕香の言動に首を振っていた。
でも、彼女もちの男を
自分の家に住まわすのは意味が分からん。
たとえ自分が恋に用事がなくても
それはまじでわからん
きっと相手を恋愛対象として
見てないからこそ
夕香の素と正和の素と
料理の趣味が合ってしまったのは
あるのだろうけど
夕香と正和が
どうか一線を越えませんようにと
願いながら読んでた…
女としてのプライドと
一人で生きていくと決めた姿が
正和には惹かれるところがあったのかな
料理だけで同居するって
普通にあることなんかなあ
夕香の暮らしにも仕事にも
料理にも自分があるって
凄くかっこいいし憧れる
三人の登場人物がいるけれど
とにかく夕香に同調しっぱなしでした
料理の描写も凄く美味しそうで
丁寧な料理を食べたくなる
自分も料理をすぐに作りたくなる 。
とりあえず
ふらふらな正和は嫌いだ!笑
さんかく/千早茜/祥伝社
↳試し読みもありますので、ぜひ