✓ナラタージュ/島本理生
▽あらすじ
お願いだから私を壊して、
帰れないところまで連れていって見捨てて、
あなたにはそうする義務がある――
大学2年生の春、母校の演劇部顧問で、
思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。
泉はときめきと共に、先生への再認識する。
そして彼の中にも消せない炎が紛れもなくあることを知った泉は…
▽印象に残った文章
▽感想
どうにかなってしまうほど、
どうにでもしてほしいほど好きだった人。
そんな人は存在する限り忘れられない。
誰かと付き合っていたって
上書きなんてそうそうできるはずではない。
叶わない恋と分かっていても追いかけてしまう。
辛いけど、話したり何かを共有してる時は
辛い事なんて忘れるほど幸せなんだよね。
どっちつかずの葉山先生が
本当にどうしよもなく憎たらしくなった。
泉はこれからもきっと影をおいかてしまうんだろうな
あなたはそれでもいいの・・?
✓ナラタージュ/島本理生/角川文庫
↳サンプルもありますので、ぜひ