GPT-4Vに写真のレビューと参考の写真家を教えてもらったら発見の連続だった
旅行に行って写真をたくさん撮ってきたので、GPT-4Vにレビューしてもらいました。
写真解説プロンプト
プロンプトは適当に以下のような感じで設定。
この写真を観察し、レビューをしてください。
STEP1
どこの場所か、何を感じたか、写真作品としての、主題の明確さ、構図、露出、色彩、シャープさ、
伝わってくるストーリー、創造性、あなたの感じたことなど、
その他写真から読み取れることを具体的に書いてください。
STEP2
つぎにこの写真がより良いものになるために、
参考にすべき写真家や映像作家の名前を挙げ、
どのような点を学べばいいのか提言してください。
STEP3
この写真から以下を書いてください
・旅行記のタイトル
・書き出しの200文字
条件は、臨場感、空気感が伝わるような表現を盛り込んでください。
写真1:飛行機から撮った街と港
これは、、文句なしでは?
アドバイスいただいたアンセルアダムスについて調べる。
Ansel Easton Adams
恥ずかしながら、アンセル・アダムスのことは存じあげていなかったが、まだモノクロ写真だった時代に、ここまで自然風景の荘厳さを描写している写真の数々に圧倒されました。
写真2:ハンバーガー
先と同じように、写真家について調べる。
Daniel Krieger
めちゃくちゃフードポルノな写真が出てきました!
Evan Sung
Evanさんは、私も持っている海外の料理人の方の書籍の写真を撮影した方のようで、まさかのつながりがありました。
お二人とも、フードを魅力的に撮影するために非常に参考になりそうです。
写真3:野鳥
MASAHISA FUKASE
鴉という作品集は以下。プレビューをみた感じ、鴉から連想する、野生み、都会、喧騒、漆黒などの要素が見て取れる。機会があったら手に取ってみようと思います。
写真4:道端の植物
MORIYAMA DAIDO
多くの作品を出されているので、また拝見します。
写真5:朝陽の風景
HIROSHI SUGIMOTO
海面の様子をモノトーンで撮ることで、海面の濃淡、紋様、凪の様子などがくっきりと表出しますね。
まとめ:発見が溢れる
趣味で写真を撮ってるだけなので、写真家さんのことは全く知らなかったですし、自分の好きそうな写真家さんの探し方も正直わからなかったですが、GPT-4Vが教えてくれた写真家さんたちはどの方も非常に魅力的で、その写真集を買ったり、もっと調べてみたくなったりしました。
風景写真を撮るのが好きなので、モノトーンにすることで、光やテクスチャーを意識した撮影に今度トライしてみたいと思いました。
こんな感じで、日常を何倍も楽しく、発見に溢れたものにしてくれるAI先生たちは最高ですね。
あと技術的には、マルチモーダルとプラグインとか、ブラウジング組み合わせれば、この記事の画像をインプットさえすれば、写真家情報の部分も含めて提示が可能にすぐなりそうです。
またいろんな写真で試してみたいと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?