【読書】人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術
習慣化コンサルティング株式会社 古川さんの本。名の通り「習慣化」に特化したコンサルティング会社である。その代表はどのようにして、顧客に早起きを身に付けさせるのだろうか。
超ざっくり
本の内容はこんな感じ。
・朝型と夜型の比較
・行動の分析
・実践のノウハウ
読むきっかけ、期待
Q1. なぜ、この本を読もうと思ったのか?
A1. 朝から活動する格好いい人になりたいから
Q2. この本から何を得たいか?
A2. タイトルの通りである「早起き」の技術
Q3. 読んだ後、どのようになりたいのか
A3. 精神的苦痛のない早起きができるようになりたい
Point①朝のストレスからの開放
中学~高校の時まで、親から起こしてもらっていたのに関わらず、寝起きが悪かった。前日準備もしていなかったため、朝のバタバタは日常であった。朝から口喧嘩も始まる。時間に追われる感覚が良いという発言さえしていた。
なんやかんやで、朝から精神的なストレスを浪費していた。驚くのは、「早起き」を身に付けると、全てが解決してしまう。
理想像をもつ
→朝から余裕がある人は格好良すぎる
Point②自信が持てるようになる
単なる、早起きできるといった自信ではない。早起きは、生活のリズムがよくなり、自制にも繋がる。そのため、自制心をつくるのに優れた習慣である。
ストレスから解放されて、余裕が生まれる。マイナスからプラスになる。あれ、なんでこんなことに、あれほど悩んでたんだろうと思える日がくる。すると、新しいことを始めたり、継続が難しいことではないように思えてくる。
良い事循環のポンプ「早起き」を手に入れる!
Point③感情をイメージ
朝に得たい感情はなんだろう?
✔︎ ゆとり: 焦ることのない食事・移動
✔︎ 希望 : 24時間をコントロールできる実感
✔︎ 成長感: 勉強などに費やせる時間
感情ベースで動いた方が、行動の起点に成りやすく、習慣化に繋がる。行動ベースで動けるなら、それに越したことはない。習慣化という目的を達成するための理由を固めることが、揺るぎない原動力となる。
朝を感情ベースで設計してみる
40%:ゆとり
20%:希望
40%:成長感
次の一歩
✔︎ 感情ベース設計によるイメージを深める
目的を達成するための原動力が固まっていたり、達成後のイメージを詳細にできると、それが成されやすい。イチローが語っていた「成功後を感情までイメージする」とは、この事なのかもしれない。
まとめ
早起きが自制心の向上に繋がるなんて驚いた。自制心は我慢から生まれる物だと思っていた。早起きができるようになった自信を利用しても、向上させることはできる。
実際のところ、朝型であろうと夜型であろうと、仕事がこなせて人生が豊かであればどっちでも良いと思っている。自分は最近まで夜型であったが、体力は残り少なく誘惑が多く、その場しのぎの生活を送ってきた。これから改善の見込みしかない!
早起きができる = 人生の主導権を握っている
「8:00前に始業した社員には朝食無料」なんていう制度が存在する会社もあるらしい...!!!
詳細情報
タイトル:人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術
著者 :古川武士
出版社 :大和書房
ページ数 : 206ページ