見出し画像

学生・一人暮らし必見! 少しだけ手間はかかるけど安くてボリュームバッチリ!ルーロー飯的なやつ!!

※『レシピと材料』までは前置きなので読み飛ばしてもらって構いません

このレシピは半日~一晩漬け置きするものです。時間に余裕がある時の
調理をおすすめします。


一人暮らしの懸念点

一人暮らしって意外とかかりますよねぇ

え? 何がって??
それは……


そう、一人暮らしは光熱費や電気代の他、とにかく食費がかかる

自炊をするにしても、外食を利用するにしても、とにかく金がかかる

少し前、インターネット上で『自炊はお得かお得じゃないか』
みたいな論争がありましたが、僕は、
『しっかりと食材の吟味や食費を抑える工夫をするなら自炊の方が
 金銭的にはお得(自炊を楽しめる人限定)』

という意見です。まぁ、外食するにしても自炊するにしても結局
それなりのお金がかかるんだから好きな方を選べばいいと思います。

そんなみんながお金のことを気にして阿鼻叫喚する世の中で、
安い食材でボリューム感があり美味しいという誰もが求めている
理想的なものを見つけてしまったかもしれない……。


ルーローハンとは

前置きが長くなりましたが、藻野菜です。

今日は大学時代に一人暮らし&自炊を4年経験した末に私が編み出した、
安くて美味しい丼ものレシピをご紹介したいと思います。

名付けて、『なんちゃってルーローハン』

みなさんルーローハンって知ってますか? 私は割と好きです。
無印で売ってるパウチタイプのルーローハン。あれ、美味しい。

無印のルーロー飯、これは美味い

私自身、ルーローハンの定義は分かってませんが、
ルーローハンは肉とかをタレとかで煮込んでご飯に乗せたやつ
だと認識しています。

多分大体あってる。

滷肉飯(ルーローハン/ローバープン[1])、または魯肉飯は、台湾の郷土料理[2]小吃に分類される[3]蓋飯の一種。
台湾人に広く愛される郷土料理である[2]。豚バラ肉を醤油のスープで甘辛く煮込み、ご飯にかけたもので、代表的な庶民料理に数えられる[4][5]。台湾では店、家庭によってバラ肉以外にも様々な部位の豚肉が用いられ、茶碗サイズの器に盛りつけることが多いので、他のおかずと共に食される[5][6]
「滷」は「」に由来し[7]、「醤油や香辛料を煮込んだスープ。またはそのスープで作った食べ物」を意味する[8]が、漢字が複雑などの理由で同音の「魯肉飯」表記も用いられる[5]
~中略~
豚バラ肉を用いることが多いが、上述のように他の部位も使用されることがある。
付け合わせには卵や青菜が用いられ、調味料は醤油と砂糖を基本とし、紹興酒オイスターソース生姜ニンニク八角五香粉油葱酥エシャロットを油で揚げたもの)などが用いられる[5]

滷肉飯 - Wikipedia

ウィキペディアによるとルーローハンとはこういうものらしいです。
どうやら正式なルーローハンは色々と香辛料とかが必要らしい。

皆さん、騙されないでください。既存の考えに囚われてはいけません。
皆さんの心の中には皆さんなりのルーローハンがあるはずです。
心のルーローハンを開放しましょう。そういう小さいところから
世界を変えていこう。

頑張ろう日本! 目指せ、ルーローハン大国!!



レシピと材料

材料はこちら

豚ロースブロック・・・300~400g(肩ロースじゃないよ!)
☆料理酒・・・大さじ1
☆みりん・・・大さじ1
☆醤油・・・大さじ2
☆ハチミツ・・・大さじ1
☆生姜・・・10gほど
☆ニンニク・・・ひとかけ
(丼にする場合はお米も)

まずは豚ロース肉のかたまりを用意します。100gあたり98円の
素晴らしくお安い肉です。

かたまり肉ってでっかくてテンション上がりますよね。

でっけー肉!

これを切り刻みます。とにかく切り刻め!!

こんな感じ

1cm程度のブロック状に切ります。大きいと火を通す時に時間が
かかるので、労力の許す限り小さく切りましょう。僕は体力が無いので
この大きさが限界です。

切ったお肉は☆の調味料と一緒に袋に入れて揉み込みます。
ニンニクは細かく刻み、ショウガはすりおろしてください。

もみもみ

揉み込んだら冷蔵庫でしばらく寝かせてください。半日以上もしくは
一晩漬けこむのが理想。

漬け込んだお肉を漬けダレと一緒に蓋をしてフライパンで煮詰めます。
タレが少なかったらみりん、料理酒、水を大さじ1ずつ入れましょう。

煮ている画像を撮り忘れたので、
ポケモンスリープの鍋で代用


ここで気を付けなければいけないのが、焼くのではなく煮ること。
焼いてしまうと脂が少ないロース肉はパッサパサになってしまいます。
それでも食べれなくはないですが、口の水分が全て持ってかれます。

10~15分、全体的に肉に火が通ってタレが煮詰まってきたら
ご飯に乗せて……


完成!

できました。『なんちゃってルーローハン』です。
ルーローハン感を出すために茹でた小松菜を添えましたが、
なくても問題ないです。

脂が少ない豚ロース肉もタレに漬け込んで煮ることでパサつくことが
なく、少し濃い目の味付けとニンニクでパンチを効かせているのでご飯に
乗せてガツガツと食べることができます。

是非お試しを!!!


生卵を割り入れても中々美味ですわ

このレシピに至るまで

今回のレシピは『自炊はしたいし食費を抑えたい』という一心の思いで
考えました。

注目したのは『ロース肉』、肩ロースではなくロースです。
なぜロース肉かと言うと安いからです。

お肉って必須食材だけど、部位によって値段がピンキリ。価格変動もある。

自炊し始めの時はこのお肉の値段をよく観察したものです。
安い部位、安いお肉はないかと。

そして、ある日気づいた。
あれ?豚ロース肉ってずっと安くない??

豚バラ肉は安い時でも100gあたり198円、通常時で200円以上。
牛肉はどの部位でもそれ以上の値段。切り落としやコマ肉は基本98円だけど
128円の時とかもあり。鶏肉はモモ肉だと98〜128円。胸肉は58〜98円くらい。
(基本的に外国産の値段の体感です。鶏肉は国産)

スーパーや地域によってよるのでしょうが、ほとんどのお肉が
100gあたり100円以上するのが普通です。しかし、そんな中、
豚ロース肉はというと……。

常に100gあたり98円!!

そう。気づいてしまったのです。
豚ロース肉は値段が低価格のまま変動しないことに。

僕はこれに気づいてからは嬉々として豚ロースを買い続けました。
基本はブロックで買い、たまに薄切りやソテー用に加工されたものも
買い、様々な料理を試した。

その結果、知りたくもない事実にも気づいてしまった。
豚ロース肉より豚バラとか肩ロースの方が圧倒的に美味い

他のお肉より美味しくないから豚ロースが安いのかは分かりませんが、
他のお肉の方が美味しい。
『美味しい』というのは主観的なので、表現を改めると、
他の肉の方が脂が多くてジューシーで柔らかい

それに比べて、豚ロースは脂が少なく他のお肉と同じように調理すると
パサパサになってしまう

安い豚ロースを活用するには、このパサパサ感を解決しなければならない。

それに気づいてから私は試行錯誤を続けました。スープにしてみたり、
チャーシューにしてみたり……、その結果、たどり着いたのが

今回紹介した『なんちゃってルーローハン』なのです。

安いお肉を買って自炊を乗り切ろう!!

僕はこのなんちゃってルーローハンにたどり着きましたが、
他にも豚ロース肉の美味しいレシピを知ってる人がいたら
ぜひ教えてください。作ってみます、必ず。


Twitterで繋がりたい。
『藻野菜/@Moroheiya0225』

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集