読んで育った漫画たち。⑤
今日で最後になりますが、今回も僕がこれまでの人生で読んで育った、影響を受けた漫画を紹介してきたいと思います。
5つ目の作品は、
ジョジョの奇妙な冒険
きっかけ
ジョジョ自体は小学生くらいから知っていました。
読み切りの『岸辺露伴は動かない』をジャンプで読んだからです。
ずっと読みたいと思っていたけど、集めるのが大変そうだなと思って読んでいませんでした。寮生でも持っている人が居なかったはず。
ただ中学2年くらいの時に、『岸辺露伴は動かない』の単行本が発売されてそれはしっかり買って読みました。
あの世界観にとても魅了されて、これはジョジョも絶対読むしかない!と思っていましたが、いつの間にか大学生になっていました。
大学生になってから『岸辺露伴は動かない』2冊目の単行本が発売されて、ジョジョ読むの忘れていたと思いだしました。
ただそこからもなかなか手を出せずにいました。
そんな時にコロナが広まり、給付金も僕の手元に入ってきました。
時間とお金があるということで、当時21歳にしてようやく作品に触れることができました。
6部までしか読めていないというのもあるんですが、今回は1部~5部の紹介をさせていただきます!
ジョジョ
ジョジョの好きなキャラって今まで紹介してきた作品の中で1番難しいと思うんですよ。部が分かれているから、その部ではこのキャラ好きだなとかはあるんですけど、ひと括りにするとまじで選べない。
ということで長くなりそうですが。できるだけコンパクトに部ごとに書いちゃいたいと思います。
第1部
1部で好きなキャラはスピードワゴンですかね。
クールに去るスピードワゴンはカッコよかったです。
1部の印象としてはこれから始まるジョジョという世界の入り口という雰囲気がすごかったです。そして、ディオが強すぎる!
英国が舞台ということもあり、紳士とはというものを学べたような気がします。
第2部
2部で好きなキャラはシーザーです。
最初は嫌な奴と思っていたんですけど、全くそんなことなく最期は本当に華麗で儚い。ジョジョ史に残る名シーンの1つでした。
ツェペリ家の男たちは自分を犠牲にしても人のためになることをしてきた。自分もそんな生き方をしたいし、するしかないと思わされました。
2部は強い相手にどう戦うのか、頭が切れるジョセフにそんなことを学んだ気がします。
第3部
遂にスタンドが現れる3部で好きなのはジャン・ピエール・ポルナレフです。
シルバー・チャリオッツが好きというのもあるんですけど、ポルナレフが好きですね。戦っているときと普段のギャップに完全に惚れました。
特に、ヴァニラ・アイスとの戦いでの『地獄でやってろ』は、あのポルナレフがそんなことをいうのがかっこよすぎました。
3部は承太郎が言う、『道というものは自分で切り開くものだ』を体現しているように思います。母を助けるためには、最強の敵ディオを倒さなければならないという展開まさにそれだと思いました。そこ以外でもそれを感じることは多かったです。
第4部
知るきっかけにもなった岸辺露伴が登場する4部で好きなキャラは虹村億泰です。岸部露伴も好きですが、億泰がいいんですよね。
スタンドもシンプルで強い。億泰じゃなかったらもっとうまく使えそうな人もいるけど、億泰だからいいんですよね。そして、仗助に助けてもらったから、敵だとしてもその借りをしっかり返すという性格で一気に好きになりました。
4部は出でくるキャラそれぞれのエピソードが描かれていて、キャラそれぞれが主人公のようで面白かったです。他の部に比べると友情が強く描かれていた思います。『だが断る。』友人のために使ってみたいセリフです。
第5部
5部で好きなキャラはクイード・ミスタです。これもスタンドのセックス・ピストルズが好きっていうものあります。
4っていう数字が嫌いっていうのにすごい共感してしまいました。僕も何かするときや何かを食べるときに4回とか4つだと不吉だと思って過ごしていた幼少期がありました。
あとはこれだけ頭が切れる人が居るなかでの、アツいキャラクターっていうのが最高に堪らんのです。
5部は運命について、それに対する覚悟を学んだと思います。1番哲学的な部だなと思いましたし、僕にはそれがすごく刺さりました。
ジョジョを読んで
正直、この年になってこんなにハマるとは思いませんでした。全部がかっこよくて、全部が名シーンなんですよね。
本当に名言の宝庫で、人生のバイブルになります。
荒木飛呂彦先生が本当に波紋使いでスタンド使いなんじゃないかと疑ってしまうほどです。
またどの部から読んでも楽しめるので、読みやすいと今更ながら感じました。
5部までで個人的に1番好きなのは5部です。
哲学書読んでるのかと思うほど、考えさせられることが多いですし、名言がめちゃくちゃ多い気がします。
好きなキャラはとか言っておいて、出てくるキャラは味方も敵も全員好きです。
アバッキオが殉職した警官と話すシーンなんか色々と考えさせられました。
そして、全体を通して感じる点は人は死ぬということです。
結構主要なキャラでも、ジョジョは死んでいきます。そして、生き返ることはありません。だからこそ、そのキャラの最期はとても儚い。
他の漫画ではあまり感じることができないことだと思います。
終わりに
長くなってしまい大変申し訳ないです。
でも、まだまだジョジョの魅力はたくさんあります。本当に多くの人に読んでいただきたい作品です!!
ぼくもこれから7部と8部を読みたいと思います。
そして、今回で漫画紹介は最終回になりました。思ったよりも多くの方に読んでいただけてとても嬉しく思います。
読んでくださった方、スキしてくださった方、フォローしてくださった方、ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!!
アリーヴェデルチ!!