僕が考え出した父親と上手くやっていく方法。
先日この本を読みました。
ネット右翼や差別の思想云々は、今回はとりあえず置いといて、僕は父と息子の関係をどうするのかに視点が向いてしまいました。
リタイアし高齢な父と、社会人でありもう若者とは呼べない息子。
毒親といった母子関係は最近よく聞きますが、僕と父親といった父子関係は最近逆に珍しい執筆だなと思いました!
僕もこの作者のように長男であり、父親との関わりには苦労しております😢
言い争いやお互いに不機嫌になり合ったり、ジャッジメント合戦や、マウントの取り合い、説教し合ったり……
最近は父親とごはんを食べる機会も多くなり、母が家にいなくてふたりっきりのときも増えつつあります。
僕のように結婚せず実家暮らしの男性も最近ではたくさんいます。
そんな僕が最近編み出した父親と上手くつきあっていく方法をシェアしたいなと思いました。
しかし、これはあくまで僕と父の場合です。
そして倫理的にグレーな部分もあります。
でもそういうのに付き合うのが、人とうまくやっていくコツなのかもと思ったりしました。💦
①真面目な話をしない。
これ意外かもしれませんが、意外にそうなんです!
真面目な話をすると喧嘩になります(笑)
だから中身のないふざけ合いじゃれあいのようなやりとりに徹するのです。
そのときちょっと父親を立て気味にします。
「今日は予定よりも早く仕事が終わった。なんて僕って賢いんだろ!やっぱお父さんの子どもだからやな!」
「まあお父さんには劣るけどな」
「やっぱロックが世界を救うと思う!」
「またアホなこと言うてる人がおりますわ。」
こんなやりとりを延々しますw
意外に父親はじゃれあいに付き合ってくれています。
男の子ってプロレスごっこと小さい頃よくやったりするじゃないですか。
いくつになってもそういう付き合い方が性に合ってるのかもしれないと思います。
②女の悪口を言う。
女というかおかんですね。僕の母、つまり父親から見て妻です。あと身近にいる女性。
やれオバハンがといった女性の悪口を話し出すとき、目がキラっとするんですよねw
母がいないときは、ストレスフリーだ!ってよく言い合っていますw
僕の父親はややこしいです。
自分はリベラルで誰に対しても対等だと思ってるから、父親に構わず動く女性に対して、こんなに対等に接してるのに何でそんな勝手な言動するんだ💢って不満を抱くのです。
対等に接するのが当たり前なのに、対等に接してあげてる、自分はそんなわきまえた人間だ、
って思っている節があります。
だから、女性の悪口に同調するとすごく楽しそうになります。
実際盛り上がります。
良くないんですけどね。
こうやってコミュニケーションに差別が使われるから、日本のジェンダーギャップ指数は地に落ち、男尊女卑の社会は変わらないんです。
そう言えば以前友達も、中国人への愚痴で上司に気に入られようとしたエピソードを話していました。
先輩から勧められたみたいなのですけど、本人は避けたようです。
差別、特に女性蔑視は日本ではカルチャーと呼べるくらいまで浸透しており、仲良くなるために安易に使ってしまう問題があるなあと思います。
「こんな女は嫌われる」みたいな記事ネットで多いですし。
以上が僕が感じている父親と上手く付き合っていく作戦です。
おすすめとかではありません。
こういうのも今の日本社会の一側面であり、コミュニケーションの側面、みなさんに知ってほしい、考えてほしいなと思って書きました。
書きながら思ったんですけど、本に戻ると、こういう差別に付き合うのが父子が分断されずに済んだということになるのか……なんか分かんなくなってきた!
執筆者、ハイサイ・オ・ジサン