春のベリーショート
髪を切った
ここ数年はずっとツーブロックを入れたベリーショートにしていた。
それが冬の間美容院に行く感覚が開き、ショートに飽きてきたのもあり少し伸ばしてボブと言える長さになった(ツーブロックは変わらず入れていた)。
あごのラインまで行くか行かないかくらいの、昔で言うところのおカッパなんて程度の長さだったけれど、そのボブだかおカッパだかを保つ煩わしさや、これからやって来る暑さを前に美容院に駆け込んだ。
三重苦
もともと、私の髪は「太い、多い、うねる」三重苦を抱えていた。
学生時代、バレッタを使おうとしても大きいものでないと髪をくくり切れなかったし、簪(かんざし)一本でアップにするなど「何それ美味しいの?」状態だった。
それでも、ストレートパーマや縮毛矯正をすれば一時的にはそこそこ落ち着くけれど、やっぱり多いことには変わりないし、モッサリ感は嫌でも残る。
ある時、美容師さんに「私、ゆるふわパーマ出来ますかね?」と質問したら、「無理ですね」と即答された。
その美容師さんは結構ハッキリ言ってくれるおじさんで、それでツーブロックベリーショートにする決意ができた。
そしたら言われました。
「短いほうが似合いますよ」と。
ベリーショートにしてから
それから、ほんの少しずつだけど、自分はどうしたいのか考えるようになりました。
人生の長期的なこともそうですが、メディアに作られた流行り物ではなく自分に似合うもの、自分が快適だと思えることなど。
仕事場でやたらと身勝手な人と大喧嘩になったのも、ベリーショートにしてからでしたね。
もう我慢するのは馬鹿馬鹿しいと思ったからです。
短さを保つのはものぐさな私にとっては面倒なんだけど、シャンプーもブローも楽ちんなのは最高!
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