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中小企業と地域との関わり

先日、NPO法人みんなの集落研究所の総会・成果報告会にオンライン参加しました。地域の暮らしや自治を当事者が主体的に関わって、これからの時代どう創っていくか、という話ですが、やはり中小企業の立場で何ができるか、ということを考えながら聞いていました。

そこで自社で何ができるかな、と考えたメモです。

1.雇用

これは当たり前のことですが、やはり大事です。人が住み、生活をするためには稼ぎの場が必要であり、雇用の場がちゃんとある、ということは地域への貢献につながります。「オーザックで働きたい」と地域の方をはじめ多くの方に言ってもらえる会社を目指したいです。


2.教育

世の中には数多の仕事があり、子どもの時に出来るだけどんな仕事かを知ることで、将来の職業選択を考える材料になります。小学生の時は単純に職場体験という感じになりますが、中学生や高校生になると、仕事そのものだけでなく、その地域で生活する大人として先輩として、将来の暮らしをイメージする参考になります。

岡山県では、「NPO法人だっぴ」がそうした大人と若者の対話の場をつくっています。高校生や中学生は地域で活躍する大人との対話から、都市以外の選択肢があり、TVに出てくる職業以外にも魅力的な職業が身近にたくさんあることを知ることができます。

自社だけでは大きなことはできませんが、例えば学校の職場体験を受け入れるなどからできればと思います。


3.防災

鉄鋼団地として、近隣企業と連携して、緊急時の協力をする、という感じでしょうか。あまりイメージできてませんが、困った時に助け合える関係や体制がつくれたらと思います。


4.人材

意外とこれが一番いいなと思ってますし、既に実践している人もたくさんいます。

社員はそれぞれ住んでいる地域がありますが、仕事を通して社会人として成長した社員が、自分の住む地域の暮らしを良くするために、様々な活躍を繰り広げる、というものです。

実際には関わり方のグラデーションはありますが、我関せずではなく、主体的に地域の当事者として力を発揮してほしいな、と思っています。

私も今年はPTAの役員をすることにしました。大変なこともあると思いますが、やると楽しいでしょうし、子どもたちの暮らしや学びの力になりたいです。


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