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地域で描く「わたし」と「仕事」#4 自分の好きを活かせる仕事

 モトムットでは、筑後地域の仕事の魅力を伝えながら、UターンやIターンといった地方移住の促進にも積極的に取り組んでいます。
 第4回は、佐賀県の武雄市から八女市に移り住み、現在は株式会社アズマで仕事をする宮﨑さんに話を聞きました。


接客の仕事が好き!

モトムット)年末のお忙しい中突然の取材を受けていただいてありがとうございます!
宮﨑さん)いえいえ!モトムットでアズマの求人を掲載もしていただけるということで、こちらこそありがとうございます!

モ)さっそくですが、宮﨑さんが八女出身じゃないとは知りませんでした(笑)
宮)そうなんですよ!出身は佐賀県の武雄市なんです。

モ)では学生の時まで武雄市に?
宮)そうですね。高校生の時までいて、大学からは福岡の大学に進学したのでそこから地元を離れました。

モ)大学卒業後にアズマに就職したのですか?
宮)いえ、大学時代からバイトで働いていたアパレルの会社に入社したくて、卒業後もそのまま1年間フリーターという形でそこで働いていました。

モ)なるほど。
宮)卒業後の1年間で、改めて自分が接客が好きということに気づきました。ただ一方で、接客だけをして将来生きていけるわけではないとも思い、大学の友人の紹介で人材派遣の会社に転職をしました。

モ)そこでの仕事はどんな感じでしたか?
宮)イベント関係の担当をしており、北海道から鹿児島まで全国を飛び回っていました。

モ)それは凄いですね!
宮)5年働きましたが、すごく大変な仕事でしたね。毎週末出張で、月の休みは3日ほど。転職を考えたきっかけは、激務だったということも理由ですが、当時接客コンテストで準グランプリを取ったということが、自分の中でひとつの区切りとなったのも大きかったですね。

自身の考え方が変わるきっかけとなった社長との出会い

モ)アズマはどういった流れで働くことになったんでしょうか?
宮)前の会社は友人からの紹介だったということもあり、就職活動自体をやったことなかったので、転職エージェントを利用しました。エージェントから言われた通りたくさんの会社を受けましたが、その一社目がアズマでした(笑)

モ)では一つ目で確定したということですか?
宮)いえ、一応他にも受けていて、5社ほど通ったのでそれぞれの社長と面談までしました。そうしたらアズマの社長だけ、凄く特徴的で…(笑)

モ)確かにエネルギーのある社長ですよね(笑)
宮)もともと自分は淡々とサラリーマンとして働く、悪く言えば歯車で良いと思っていました。ただ、アズマの社長と話をするうちに、この人について行ったら、色んな経験が積めるんじゃないか?自分にも面白いことができるんじゃないかと思うようになりました。
それがきっかけとなって、アズマに入社することを決めました。

株式会社アズマでの仕事

モ)アズマではどんな仕事をしているんですか?
宮)もともと営業職で入社をしたので、始めは太陽光の営業をしていました。今は採用関係の仕事や会社としての戦略サポートなどをしています。

モ)最初は営業職で採用されたと思いますが、今はもう会社の中核となっているんですね。
宮)そうですね。最初は太陽光の営業で入ったのですが、色々あって社長のサポートをする担当へ変わりました。そのタイミングで「やめスマ研究所※」の活動も始まり、活動をする中で会社の採用や戦略サポート、社内での円滑なコミュニケーション作りなどの課題解決に取り組みました。
そうこうしているうちに今のポジションになったというような感じです。

やめスマ研究所とは
株式会社アズマの宮﨑さんと中島勘太郎さんが中心となって行っている活動。
「それぞれが理想とする未来の八女の姿」というテーマのもと、ワークショップなどを開催している。株式会社アズマは「やめスマ研究所」のステークホルダーの一つとなっている。
サイトURL:https://www.yame-smile.com/

モ)接客が好きで、コミュニケーション能力が高いというスキルが活かせる今のポジションについたのは、ある意味なるべくしてなったのかもしれませんね。
宮)本当にありがたいですね。

実家に近い感覚。田舎での仕事について

モ)八女での暮らしはどうですか?
宮)正直暮らしで苦労した点はないですね。程よくスーパーもありますし、飲食店はどこも美味しいですし。

モ)何が特に美味しかったですか?
宮)お気に入りのラーメン屋がありまして、そこは週三で通っています(笑)
モ)それは凄いですね(笑)

宮)八女は実家がある武雄に近いですね。人も優しい人が多くて、すごく落ち着きます。

モ)都会でも仕事をされてきたと思いますけど、働き方に違いはありますか?
宮)そうですね、田舎で働く良さを感じることは多いですね。都会はどちらかと言えばタスクをこなすというか、追われるように仕事をする感じなのに対してこっちでは、自分次第な感じがあると思います。

モ)裁量があるという感じでしょうか?
宮)そうですね。もちろん業種によると思いますが、時間の使い方など自分の裁量が田舎の方が大きくなると思います。その分責任も大きくなりますが、自分は好きですね。
それと、人で商品を買ってくれる人が多いです。

モ)人ですか?
宮)はい。田舎だと「あなただから買う」というのがあります。営業としてのやりがいはこっちの方が感じることができますね。

モ)プライベートでは先ほど週三でラーメン屋に通っていると聞きましたが、他には何か趣味はありますか?
宮)ゲームが趣味なのでめちゃめちゃゲームをしています!

モ)どんなゲームが好きですか?
宮)年をとってきてだんだんストーリーが良い作品が好きになってきましたね。

モ)あーわかります(笑)
宮)なかなかこの年齢になってくると人によっては家族が出来てやる暇もなくなりますからね。自分はきっとゲームは辞められないのでバランスが難しいです(笑)

移住を考えている人へアドバイス

モ)最後になりますが、地方移住を考えている人に向けて何かアドバイスはありますか?
宮)そうですね、自分も縁があって八女に来たわけですが、地方だからという理由で尻込みする必要はないと思います。縁があるならぜひ飛び込んでみて欲しいです。人もあったかいし、車さえあれば不便もない。そしてご飯も美味しいです(笑)

「接客が好き」という特性を活かし、地方で自分らしいキャリアを築いている宮﨑さんにお話しをお伺いしました。

筑後地域だからこそ見つけられる新しい働き方や生き方を、モトムットで見つけてみませんか?

今回取材を受けていただいた方
氏名:宮﨑 悠輔
生年:1991年(平成3年)
出身地:佐賀県 武雄市

株式会社アズマの求人はこちら↓

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