「ググる」はもう古い。AIの時代は「ジェネる」。Perplexityを凌ぐと評判のGenspark β版を試してみた
またまた新しいAIツールが出てきました。その名は、Genspark。
トップページの入力画面は、Google並みのシンプルさです。
どんなツールかと言いますと、AI検索ツール。Perplexityの競合サービスとなります。β版につき、当面、無料で使えるとのこと。
では、Googleに代表される従来の検索エンジンと、どう違うのでしょうか?Perplexityとは、どう違うのでしょうか?
Gensparkに聞いてみました。
結果は、以下の通り。
■Gensparkの基本情報
Gensparkは、ユーザーが求める情報を迅速かつ正確に提供することを目的としたAIエージェントエンジンです。従来の検索エンジンがウェブページへのリンクを提供するのに対し、Gensparkはユーザーのクエリに基づいて新しいカスタムページ(Sparkpage)をリアルタイムで生成します。
■Google検索との違い
1.リンク提供 vs. 情報生成
Google検索は既存のウェブページへのリンクを提供するのに対し、Gensparkは新しい情報ページを生成します。これにより、ユーザーはリンクをクリックして情報を探す手間が省けます。
2.広告とSEOバイアス
Google検索は広告やSEOによるバイアスが存在する可能性がありますが、Gensparkはこれらの影響を排除しようとしています。
■Perplexity検索との違い
1.情報収集方法
Perplexityは既存のウェブページから情報をまとめて提供する方式ですが、Gensparkは新しいページを生成し、ユーザーに直接答えを提供します。
2.ファイルアップロード機能
PerplexityはPDFや画像のアップロードによる情報検索が可能ですが、Gensparkにはこの機能はありません。
■各検索エンジンの利点と欠点
1.Genspark
リアルタイムでの情報生成により、ユーザーは迅速に包括的な情報を得ることができます。バイアスの少ない情報提供を目指しており、特に専門的な情報収集に優れています。
2.Google検索
広範囲なウェブページへのアクセスを提供し、ユーザーが多様な情報源から選択できる利点がありますが、情報の質や信頼性はユーザー次第です。
3.Perplexity
情報源を明記することで信頼性を確保し、幅広いトピックをカバーしますが、Gensparkほど多角的な視点からの情報収集は行っていない可能性があります。
Googleとの違いは、検索結果をまとめてくれる点。ここは、Perplexityと同じ。Perplexityとの違いは、「より多角的な視点での情報収集が可能」とのことです。
使ってみた感じ、生成時間は、Perplexityほど早くはなく、少し待たされます。
Gensparkの最大のウリは、Sparkpageと呼ばれるまとめページを生成してくれる点。
関連動画も表示してくれます。
「コピーを作成」で自分専用の編集ページを作れます。
以下、使ってみた感想です。Googleとの比較では、明らかにGensparkの方が便利。Perplexityとの比較では、単純な調べものであれば、スピードが速い分、Perplexityに軍配。ファイルアップロードに対応している点においても。
一方、アウトプットをブログで記事化する等の場合は、Gensparkに軍配。
検索精度に関しては、もう少し使い込まないと判断できない。
というのが、現時点での評価となります。