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意識低い酒も好きだその2~amazonで買える酒コスパランキングあり~

前回の意識低い酒紹介はこちら。

「こだわりの~」とか「一つずつ丁寧に~」とかそういうのから解脱して、単純に飲みたい時がある。

難しいことなんか関係なしに、適当なつまみを食べジャンクに飲む。体には負担があるんだろうけど・・・

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!?

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!!!!????

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~~~~~~っ!!!???

ヤバい…泣きそうだよ

と、以前書いた記事と同じ出だしで始まったが、意識低い酒の紹介である。

何故、こんな意識の低い記事の第二弾を書こうと思ったかというと、前回の記事で圧倒的実力を誇ったつくば太郎がAmazonで売り切れの状態のままになっているのだ。

絶対王者不在となっては…と思い、筆をとった次第だ。

さて、改めてであるが、意識低いというのは低品質を意味するのとは違う。親しみやすいとでも言おうか。

同クオリティを大量に生産するというのは、高い技術力が必要だし、その上沢山の人がかかわっている。

あくまでリスペクトがあることを前提に紹介したいと思う。

例によって、アルコール1mlあたりいくらかも調べた(値段 ÷( 容量 × 度数 ))。令和でも世も末。

コスパポイントは1000 ÷( 値段 ÷( 容量 × 度数 ))。

そして皆さんお楽しみかはわからないが、最後に紹介したお酒のコスパランキングを発表する。こちらも例によって参考にはしないで欲しい。

※2019/7月の情報です

○つくば太郎(廣瀬商店)

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出典:Amazon

容量:2700ml, 度数:25%, 値段:1290円

いや、つくば太郎あるやんけ!!!

しかし、画像と情報をよく見て欲しい。容量が2.7Lなのだ。

アルコールは1mlあたり1.91円でコスパポイント523.56点。
前回紹介のつくば太郎4Lボトルは、1.73円/ml、コスパポイント578.03点 で落ちるには落ちる。しかし、十分な安さと言えよう。

割って飲むベ・・・

???「ちょっと待ったー!!」

Here comes new challenger!!

○K-Price 甲焼酎ペット 25°(株式会社アデプトリカー)

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出典:Amazon

容量:4000ml, 度数:25%, 値段:1814円

おおおお!あるじゃない!ジェネリックつくば太郎!

つくば太郎が1730円に対して、84円コストが増しているが、1ml換算で言えば0.021円だから微々たるもの。

K-Priceってなんじゃいと思うだろうが、酒のカクヤスのプライベートブランドなのだ。カクヤスと言えば、東京都23区なら全域配達可能な酒屋。23区外、神奈川、埼玉、大阪の一部もフォローしている。

つくば太郎よりむしろ買い易さアップなので、ジェネリックどころか、唯一無二の新情報と言えよう。しかもカクヤスで買うなら実は1,782円と少々お得だったり。

ということで、お好きなものと割って飲んでください。

○サントリーウォッカ80プルー(サントリー)

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出典:Amazon

容量:1800ml, 度数:40%, 値段:2072円

お酒を飲み物で割って飲むのはいいけど、焼酎だと匂いが気になって・・・という方もいると思う。

ウォッカは蒸留酒の中でも癖が無いので色々な飲み物にも合わせやすい。ジュースでも炭酸飲料でも適当にあわせりゃカクテルの出来上がり。

珈琲豆を漬け込むと、グビグビいける危険なやつとなる。

○-196ストロングゼロコンクダブルレモン(サントリー)

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出典:Amazon

容量:1800ml, 度数:24%, 値段:2058円

皆大好きストロングゼロ、の原液である。パッケージにもあるようにソーダと割って飲むのであるが、剛の者はストレートで飲む。

パーシャルショットなんかもいいと思う。アルコールの凍る温度は-114℃なので、普通の冷凍庫では凍らないため、キンッキンに冷えた上、水分が凍ったとろりとしたお酒を楽しめる。

リキュールとしては、アルコール度数24%は低い部類だ(錯乱)。

○黒松白鹿 純米 パック 6本(白鹿)

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出典:Amazon

容量:2000ml, 度数:15%, 値段:1080円(6本ケース買いの1本あたりの金額)

パックのお酒と言えばやはり日本酒。白鹿の純米酒が2Lということで、一升瓶(1800ml)よりさらに入って1080円なんてありがたすぎる話で。

これは6本セットであるが、1本で購入しても1130円。冷酒でも冷や(常温)でも燗でもイケる懐の深いお酒だ。まさに灘の男酒。江戸時代だったら超絶高級酒であろう。

○こくいも(サントリー)

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出典:Amazon

容量:4000ml, 度数:25%, 値段:2130円

我々は4L焼酎を買うとき、何を買っているのかというと安心感だと思う。何がいいって、ロックでさっと飲む。寝る。翌日、ボトルを見る。まだまだ残っている。これだけで幸せな気持ちになる。

甲乙混和であり、「焼酎甲類85%(糖蜜)、焼酎乙類10%(さつまいも、米麹(タイ産米))※さつまいも8%使用」とのことで、何ならいも焼酎の香りが強すぎて苦手という人にはこちらの方がお勧めできるやもしれない。

ちなみにパックの方を買うと「焼酎乙類15%(さつまいも、米麹(タイ産米))※さつまいも10%使用」となるので、お好みで。

いも焼酎は意外と柑橘系と合うので、少しレモンやカボスを垂らすとリッチな味わいになる。

○ホワイトベルグ(サッポロ)

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出典:Amazon

容量:350ml, 度数:5%, 値段:117円(24本ケース買いの1本あたりの金額)

今更なのは分かっているんですよ?分かってはいるのですが、先日改めて飲んでこれ凄いなって。

本当、某ガルデンで有名なホワイトビールの味わいなんですよ。第三世代ここまで来たかって感動すら覚える。所謂ラガーの第三世代ならわかるのだが、クラフトビール方面の第三世代でここまでの味は正直群を抜いている。

クラフトビールは下手すれば500円近くするが、120円を切る価格。ジュースより安い。

書いてるだけで飲みたくなる。

○酸化防止剤無添加のおいしいワイン(サントリー)

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出典:Amazon

容量:1800ml, 度数:11%, 値段:867円(6本ケース買いの1本あたりの金額)

コンビニでもよく見るあれである。国産ワイン売上NO1とのことで、飲んだことある人も多いんじゃないかと思う。

さっぱり赤ワインで飲みやすい。意外と炭酸割りもいけるので、ライトに楽しむには持って来いである。酸化防止剤無添加というあたりが罪悪感をなくしてくれる。

○ブローリープレミアムラガー(ブローリー)

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出典:Amazon

容量:355ml, 度数:9%以下, 値段:72円(24本ケース買いの1本あたりの金額)

1本何と72円って見せかけてノンアル系じゃないか!と思われた方、こっからです!

そう、アルコールが無ければ足せばいいじゃない!

例えば、ビールと割るのに相性がいい麦焼酎(混和)かのかであれば、100ml足すことで5.6%弱のビール風飲料が455mlできる。

かのかは1mlあたり0.55円なので、55円+72円=127円なので、これは最安値ではないかと思うわけである。

と、まぁここまで言っておいてなんではあるが、別にAmazonに拘らなければ普通にイオンPBのバーリアルが安い。

○バーリアル リッチテイスト (キリンビール委託)

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出典:Aeon

容量:350ml, 度数:6%, 値段:74円(24本ケース買いの1本あたりの金額)

こちらは2018年にリニューアルをし、韓国からキリンビール委託となり、国内製造となった。鮮度を気にする方には朗報であろうし、日本人の口に合うような味になったと大よそ口コミも好意的である。

イオンやミニストップで買える気軽さは着目すべきだろう。

○果実の酒 林檎酒(果実の酒)

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出典:Amazon

容量:1800ml, 度数:15%, 値段:1544円

甘いお酒も飲みたいなーという方にはこれ(焼酎をジュースで割ればいいとかはおいておいて)。

リキュールは普通に買うと30度以上がザラであるが、そのままでも林檎ワインみたいに飲める15度は絶妙。炭酸で割ってなんちゃってシードルも楽しめる。果実酒系は1500~1600円で1.8Lがあるので、好みの果実酒を買うといいだろう。

リキュールを炭酸で割ると意外と甘みが薄いので最初に砂糖やシロップとお酒を混ぜて炭酸を加えるとよろしい。それとこれ系はバニラアイスにかけても大人のスイーツになるので実は結構活用方法があったりする。

最近だとアイスの実やアイスボックスも「映え」て良いだろう。

○酒コスパランキング

さて、こんなところでAmazonで販売されているお酒(一部例外あるが)の紹介を終えよう。
今回の酒コスパランキングは以下の通りだ。

参考までにamazonでスーパードライをケースで買うと4887円(1本204円)でアルコール単価は11.66円/ml、コスパポイントは85.76 点である。


コスパポイント・アルコール単価・容量・度数・値段

1位 K-Price 甲焼酎ペット 25° 552.49点 1.81円/ml(4000ml, 25%, 1814円)
2位 つくば太郎   523.56点 1.91円/ml(2700ml, 25%, 1290円)
3位 こくいも    469.48点 2.13円/ml(4000ml, 25%, 2130円)
4位 サントリーウォッカ80プルー 347.22点 2.88円/ml(1800ml, 40%, 2072円)
5位 バーリアル リッチテイスト  284.09点 3.52円/ml(350ml, 6%, 74円)
6位 黒松白鹿 純米 パック  277.78点 3.6円/ml(2000ml, 15%, 1080円)
7位 酸化防止剤無添加のおいしいワイン 228.31点 4.38円/ml(1800ml, 11%, 867円)
8位 -196ストロングゼロコンクダブルレモン  210.08点 4.76円/ml(1800ml, 24%, 2058円)
9位 ブローリープレミアムラガー(かのか割り)200.8点 4.98/ml(455ml, 5.6%, 127円)
10位 果実の酒 林檎酒     174.83点 5.72円/ml(1800ml, 15%, 1544円)
11位 ホワイトベルグ 149.48点 6.69円/ml(350ml, 5%, 117円)

Amazonで買えない、バーリアルまで入れて11位までの発表である。

安定の4L焼酎の強さよ。

コスパだけでなく手軽さというのは一つのキーである。先も述べたが、実店舗しかも店舗数の多い、カクヤスPB焼酎は4L焼酎ラバーの大きな希望ではなかろうか。

また、つくば太郎は2.7Lでもまだまだお得なので、安心してつくば太郎を買ってほしい。

前回のかのか枠がこくいも。大手メーカー+混和焼酎の強さは相変わらずだ。劣化の遅い蒸留酒なので安心して6パック買ってもらいたい。

ホワイトベルグはダントツ最下位でちょっと可愛そうな結果になってしまった。しかし、ランクづけしておいてなんだが、ホワイトベルグの神髄はその味わいとクラフトビールとの価格差なのでそこを考慮してほしい。

見ての通り苦戦を強いられる醸造酒であるが、注目したいのはバーリアル。Amazonではないが、なんとストロングゼロの原液よりコスパポイントが高いのである!

スーパードライと比べると3.3倍ものコスパポイントである。手軽さも考えるとこれはビール系飲料で極まっていると言えよう。健闘賞をささげたい。

では、前回のランキングも加えてみよう。

1位 つくば太郎   578.03点 1.73円/ml(4000ml, 25%, 1730円)
2位 K-Price 甲焼酎ペット 25° 552.49点 1.81円/ml(4000ml, 25%, 1814円)
3位 つくば太郎   523.56点 1.91円/ml(2700ml, 25%, 1290円)
4位 こくいも    469.48点 2.13円/ml(4000ml, 25%, 2130円)
5位 かのか     450.45点 2.22円/ml(1800ml, 25%, 999円)
6位 ホワイトリカー 444.44点 2.25円/ml(1800ml, 35%, 1419円)
7位 がぶがぶくん 406.5点 2.46円/ml(1800ml, 25%, 1106円)
8位 ブラックニッカ 404.86点 2.47円/ml(4000ml, 37%, 3650円)
9位 サントリーウォッカ80プルー 347.22点 2.88円/ml(1800ml, 40%, 2072円)
10位 ストロングゼロ 305.81点 3.27円/ml(350ml, 9%, 103円)
11位 鬼怒 鬼ころし 295.86点 3.38 円/ml(2000ml, 13%, 880円)
12位 バーリアル リッチテイスト  284.09点 3.52円/ml(350ml, 6%, 74円)
13位 黒松白鹿 純米 パック  277.78点 3.6円/ml(2000ml, 15%, 1080円)
14位 スパークジョイ     249.38点 4.01円/ml(3000ml, 13%, 1565円)
15位 酸化防止剤無添加のおいしいワイン 228.31点 4.38円/ml(1800ml, 11%, 867円)
16位 スピリタス   222.22点 4.5円/ml(500ml, 96%, 2160円)
17位 -196ストロングゼロコンクダブルレモン  210.08点 4.76円/ml(1800ml, 24%, 2058円)
18位 大関ワンカップジャンボ  220.75点 4.53円/ml(300ml, 15%, 204円)
19位 ブローリープレミアムラガー(かのか割り)200.8点 4.98/ml(455ml, 5.6%, 127円)
20位 果実の酒 林檎酒     174.83点 5.72円/ml(1800ml, 15%, 1544円)
21位 ホワイトベルグ 149.48点 6.69円/ml(350ml, 5%, 117円)

これだけの猛者の中ストロングゼロが10位以内にはいっている!

そして察しの良い皆様ならお気づきのことかと思うが、ストロングゼロ原液より、普通にストロングゼロを買った方が圧倒的に安いのである。

そもそも原液も安いわけであるからして、ここは素直にありがとうと言っておくべきところである。

4L焼酎やストロングゼロのインパクトで霞みがちだったが、4Lブラックニッカの優秀さを再認識出来たりと、新たなお酒を調べた甲斐があったというもの。

まだ見ぬお酒に思いをはせつつ今回は筆をおこう。

それでは、充実した飲酒ライフを。

※本記事は過剰な飲酒を勧めるものではございません。お酒は適度に楽しく。

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