目に見えるものと目に見えないもの〜新しい教育を創る〜
日本の教育は、明治維新を皮切りに、西洋化していきました。
本来は、佐久間象山が言ったように、
「和魂洋才」
で、西洋の科学技術は学びながらも、日本人の精神は大事にし続けるという姿勢でした。
でも、大東亜戦争の結果によって、教育を中心に日本社会が変わってしまったという歴史があります。
戦後80年近くなり「和魂洋才」の「和魂」が本当になくなってしまいそうになっています。
僕は、「和魂」があれば、日本のあらゆる問題も解決できるし、海外の貧困や戦争の問題も解決できると思っています。
むしろ、解決するためには「和魂」しかないとも思います。
ただ、
・「和魂」…目に見えない
・「洋才」…目に見える
という特徴があり、強く意識しないと「和魂」は大切にできないという状況です。
「目に見えるもの」は、数字に表されるもの、外見、モノの豊かさ、お金、学歴、肩書などです。
どれもわかりやすいです。
それに対して、日本人が大切にしてきた「目に見えないもの」は、人の心、人と人とのつながり(絆)、道徳、知恵などです。
どれも数値化できず、見ることはできませんが、とてもとても大切なものです。
ここでは、目に見えないものを大切にする教育について記したいと思います。
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