モーションアクターの「知る、わかる、できる、教える」
最近読んだ記事で興味深いものあったので、モーションアクターに当てはめるとそれぞれどの段階か考えてみました。
能力開発の4つのステップ「知る、わかる、できる、教える」のしくみ。
https://blog.tinect.jp/?p=69161&fbclid=IwAR0uoV1Afps6lXyrpr64Pz0uURHUQCQ-Ak892mVccJJCqBhS0d-v2pyJkFM
原文では、陶芸について例に出しておりました。
“
1)焼きものの製法や歴史、種類を「知る」
2)なぜその製法がよいのかという化学的、実践的な裏づけまで「わかる」
3)実際、自分でロクロを回して、窯で焼くことが「できる」
4)それらすべてを他人に「教える」ことができる”
これをモーションアクターに変換すると
↓
1)モーションクターの存在。歴史、そして役者業の中でのカテゴリを「知る」
2)お芝居やアクション、ダンスなど、必要な能力や技術のことが「わかる」
3)実際にお芝居、パフォーマンスを演じて、自分で対応することが「できる」
4)それらすべてを他人に「教える」ことができる
【知る】
この段階はいわゆるユーザー、カスタマーさんですね。
「ゲームの動きって、実際に人がやってたんだ〜」というお声をいただくと、我々はちょっと「ふっふっふ」と満たされておりますww
【分かる】
モーションアクターとして何を主軸にしていくかを決め、それについて知識や身体感覚を集める時期です。稽古、トレーニングの期間でですね。生徒、練習生。
【出来る】
実際にクライアント様からお仕事をいただき、モーションキャプチャースーツを着て演じる。そして満足していただける。プレイヤーとしては、ここが一旦のゴールでしょうか。
【教える】
原文をそのまま引用させていただきます。
“自分の「わかる」こと、「できる」ことを、他者にわからせ、表出させるという難事です。
自分だけの閉じた状態から、相手へと開き、導く作業になります。”
ここはコーディネーターですね。
私も、思い返せばこのルートを通ってきたんだな〜と改めて整理することが出来ました。
現在3段階目の【出来る】というところで、クライアントの皆様には概ね8割方ご満足いただけてるのでは…いただけてたらいいなぁ〜^^;
といった段階だと思っております。(生言ってすみません)
そして今は【教える】に挑戦中です。
原文にもある通り、自分の脳内を他者から表出させ、成立させる(お金をいただく)という難事です。
当然自分の手足を使った方が早くて、質もまだまだと思ってはいるのですが。
しかし、このままずっとプレイヤーにだけしがみついて、いつしか老害と言われるような存在だけには絶対になりたくありません!ww
自分で引導を渡そうにも、体力も一向に衰えてくれる気配ないですしね(←バカww)
これからも、この後も蓄積されていくであろう知識や経験、表現方法を自分以外の体でも外出させる手段を持つというのは、その可能性にワクワクします。自分にとっても、仲間達にとっても。
自分の出来る事、やりたいことが仲間達も出来るようになってくれたらと思うとめちゃくちゃ嬉しいです。
(あ、これはXMAやトリッキングを日本に広めようとしたときと同じ動機だ)
(年始のEnbuDoオンライン新年会。息止めて、一瞬だけマスク外して撮りましたww 楽しかったな〜!)
その為には、本当に一人一人お相手と向き合い、観察し、寄り添い。想像力を働かせて、今何が原因で勘違いが起こっているのか? 本当は何を求めていて、どういうことがしたいのか?ということを理解し、適切なアプローチで伝えていけるよう努力したいです。
教えることでしか、自分が次の段階に行けな気がしてます。
この記事を執筆された村山昇さんも“この記事によって一番学んだ人は誰でしょう?ーそう、筆者である私です!”と締め括られておりました。素敵すぎる考え方です!
自分も見習って、己の理解を深め、体系化する為にもブログも続けてみようと。
いつもお付き合いありがとうございます!
というわけで、
アクションRPG【モーションアクター】の2週目ハードモード、「強くてNew game」を楽しませてもらっております!^^
(友人にこの話をしたら、ドMの変態だねって言われました。うっせーわ!ww)
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