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本当の強さとは。


皆様こんばんは!
今日は、Podcastに大好きなヨガスートラの中の一文を更新しました。

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その内容を少しここでもシェアしたいと思います。

本当の強さとは、柔らかさが必要だということです。
強さは強さでも、鉄のような見た目も剛強なものと、
雑草のように弱小に見えるようなものがあると思います。

本当に強いのはどちらでしょうか?
Podcastでお話した例、大木と一本の草の話では、

一見、当たり前のように、どの人から見ても強そうに思えるものも、
一転、環境が180°変わったとき、その強さを失うこともあるということが記されています。


これは、今現在の世界情勢を俯瞰的に見ながら、ふと思い出したお話しです。
例えば、大きな企業だからといって、有名だからといって、それが長い目で、広い視野でみたときの、全ての価値ではないのかもしれないと、現実に置き換えて知らされるようです。

一時的に、また、ひと方向から見て、立派で大きくて完璧に見えるような存在であっても、奢り昂り、頑固で、頭でっかちになってしまっていると、周りの環境や、価値が感変わってしまった時、取り残され、ぽきっと折れて倒れてしまうかもしれません。


いくら強くて大きくて固いものだったとしても、柔軟性がなければ、大きな変化があった時にその変化に順応することができずに持続不可能になる場合もあるのです・・(!)


例えば、大木が洪水や台風によって流されたり、高いビルが地震によって壊れてしまっても・・・地面に根を張って、頭を低くして、流れに身を任せることができる雑草が、その大きな天災でも生き残っているように・・・


例えば、人間で置き換えたならば、いつも完璧主義で、自分の欠点を見ることなく良いところばかりにフォーカスし、周りにいい顔ばかり見せていたり、外見や条件で人を判断したり、自分を棚に上げて、他人を否定的に罵倒したり、自分は全てのものを持っていると自負していたり。そんな人が、その外側の全てを失うような出来事が起こったとき、耐えきれない絶望感と、自信の損失が生まれるでしょう。そして同様に外側や見た目、条件でその人を見ていた人たちは、変わってしまったものに既に興味がなくなり、助けてもくれないでしょう。これが、変わりゆく環境に自己の価値、自己の意識を置いてしまっている人の特徴です。これでは、少しの間、幸せになれたとしても、どこかいつも、それを失ってしまうという不安と心配に襲われ、永続的に本当の至福を手に入れることは、いつまでもできません。ここでも思考は現実化する・・・ということを理解するでしょう。


反対に、いつも今の自分を受け入れ、どれだけのものを手に入れても尚、物腰低く、いつも気遣いし、いつも自分自身の内側に意識を向け、真の深い繋がりを形成し、目立たないところにもしっかり根を広げ、良いことも、悪いことも、認め、決して大きく見せることなく、今持っているものを活かして、今あるものにいつも感謝して生きている人。

それは、どんな環境の変化があったとしても変わりません。変化を受け入れ、やって来るものにも、去っていくものにも、感謝し、それがあってもなくても、合わせて自分の外側をいくらでも変化することができるのです。そして、内側は、何も変わらず、内側同士の繋がりも何も変わらないのです。例え、見た目が変わっても、条件が変わっても、環境によって変わりゆく全ての外側が変わっても、変わらない内側を維持することができるのです。


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それが、本当の強さ。ー強さは内側(心)に起因するのです。
あらゆる物事に対応できる、受け入れられる可動域と柔軟性が強さの基盤となります。


常々申し上げている通り、身体と心は繋がっており、相互作用をもたらします。
心の柔軟性と器の大きさ(可動域)を高めると、身体も(頭も)柔軟になってくると言えますが、どちらが分かりやすくて扱いやすいか?と聞かれると、勿論カラダです。(目に見えるものですから・・・)


ですから、私たちはまず身体の柔軟性高め可動域を広げる必要があると思います。心をそうする為です。

じっと座っていたり、何かを食べたり、仕事をしたり、その他、人の営み、身体の組織を阻害するもの(硬さ、傷み、滞り、毒素など)があると、心地よく快適に過ごせないですし、気分も良くなく、物事の効率も下がりますよね。

そういった意味では、心が純粋で明晰で正直で、クリアな思考を持つ為には、
身体も不純のない状態に保つ必要があることが理解できるはずです。

そして、心が美しい人は、自ずと身体や、見た目もクリアで美しくなります。
どこからどう見ても、透けて見てみられても良い心身を手に入れると、それはそれは生きやすく、自信を持って、なんの躊躇も不安もなく生きられることでしょう!


物質社会、資本主義。地位や名誉、お金、見た目、持っているもの・・・
今までは、これら外側の、”見えるもの” だけで人間も含め物事を完結していた時代です。


しかしこれからは、”目に見えないもの” 
感覚、心、思想、内臓、繋がり・・・より内側にフォーカスを当てたもの。
これらがどれだけ重要になってくるかがご理解いただけますでしょうか?


環境がこれだけ大きく変わることはなかった今までは、気づかずにでも、ただなんとなく周りの環境と歩調を合わせていれば普通に生きていられた世の中。
我々は、”感じること””考えること”を失ってしまっていたのではないでしょうか?

与えられたから、している。言われたから、やる。
これに何の成長が、楽しさが、本質が、真実が、あるのでしょうか?

環境が大きく変わったことにより、より必要不可欠となったこの大切なこと。
どれだけ柔軟に、物事の本質を掴んで、その変化に順応することができるか。


そのためには、感じること、考えること、そして・・・
現実と向き合い、受け入れ、信じること。ではないでしょうか。


心の柔軟性、それを高めるために強い心を作るためには、
身体を柔らかく、可動域を高めておくこと。


これは、ヨガ発祥の源でもあります。

心を落ち着かせ、コントロールすることが全ての基盤となるということで
瞑想があり、その瞑想の質を高め、目指すべきところへ向かう為に、
欠かせない身体の姿勢、そのための筋肉の強さや柔らかさ、関節の滑らかさ(これを解決するためのヨガ)、そしてその身体を動かすための電流のようなエネルギーを流すための呼吸(プラーナヤーマ)。

さらに進んでいくと、食事でさえも、不変的に心を穏やかな状態に保つために、何を摂取すべきかということで考え、そうした食事法が生まれました・・・(!!)


ヨガをする意味。
それは、発祥について考えると府に落ちるのではないかと思います。

それは何も、ヨガだけではありません。
是非、全てのことにおいて、なぜだろう?と考えてみてください。


”考えること” 。 それが  ”感じること” へのきっかけになります。
”感じること” それが、集中力、選択力、意志力へ繋がるでしょう。

そして・・・その自分の内側から湧き上がるモノが、
 ”生き方”を教えてくれるでしょう。


本日は、MOTHERが何故、毎朝の呼吸法と瞑想を行なっているか?
そして、定期的な朝の習慣としてヨガをオススメしているか?ということをお話ししました!



明日からも毎朝、MOTHER STUDIOで皆様とご一緒させていただけますことを楽しみにお待ちしています!(ちなみに会員様はアーカイブ配信として後日視聴いただけるようになっております。不明点はお気軽にお問い合わせくださいませ。✉︎info@mother-japan.com  )


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