『僕はセンスがない③』
タッチーです。
前回、前々回のコラムを読んでいただけましたか?
今日も二つに繋がっている話をします。
ぜひ戻って読んでください。
必ずいいことがあります。
ではスタート。
今回はかなり話口調が多くあります。
ダメだとわかっているのですが、無性に皆さんに伝えたくなりました。
『僕はセンスがない』の時だけ、お許しください。
人生においてたくさんの試練があります。
そんな時、「負けてたまるか」と奮い立ち
乗り切るのです。
困難は乗り越えられる人にしか訪れない。
どこかで聞いたことがありました。
だから、僕は何がなんでも逃げなかった。
砕け散って、粉々になった。
でも組み立てて、また挑んだ。
でもできなかった。
あらゆる手段、考えられる限りの方法を全て試した。
そして、できなかった。
だから「専門学校を辞めること」にしたんです。
人生最大の挫折
こんなにも頑張ってもできないことってあるんだなと。
不覚にも涙が止まらなかった。
僕が学生の頃
いつも不安で不安で休憩も取れないくらいに怯えている時に
行く神社がありました。
とても景色がよく、晴天の青空になると魂が洗われるくらいに
綺麗なところ。
僕はそこのベンチに座り
ずっとボーッと座るのが日課になっていたのです。
もう学校を辞めようと思って歩いていたら
無意識に神社にたどり着いていました。
感情がほとんど「無」の状態でお参りをしたんです。
そしていつものようにボーッと眺めていました。
何時間たったかわかりません。
とある言葉が胸に響いたんです。
「まだ、終わってない。止まるな」
と。
でも突っぱねました。
「もう嫌だ。もう疲れた」
と。
「お前を待っている人がいる。だから止まるな」
と。
何がなんだか全くわかりませんでした。
でも一つ自分の心の何かに火がついたのです。
「まだ終わりたくない」
って。
僕は家に走り出しました。
そして無心で本を読み始めました。
そう。
これが5点を取った次の日。
そして三日間。
頑張ったんです。
5点を取った一週間後。
95点を獲得。
他のテストも20点が80点。
この時、僕は速読を習得していたのです。
本当に辛かった、逃げたかった。
考えられることを全てやった。
でも、できなかった。
いや、まだやってないことが一つある。
「本を隅から隅まで読んではいない。
そして完璧になったと自信はついてない」
と。
だから走った、できるまで走った。もつれても、血便になるまで座って
読んで読んで読みまくった。
そして
「できた」
これが成功の味。
下着が血で滲んでも諦めないで頑張ったんです。
成功の味を知ったらやるコツは一つ。
「止まらない」
ここで僕はずっと教科書を調べて書いていました。
しかし、それだけでは足りなかったんです。
書いたらその100倍読み込み
何ページの何ページ目に何が書いてあるかを口頭でペラペラ話せること
ができるまで読み込む。
これはまだ一度もやってなかったんです。
挑戦すらしなかった。
なぜなら読むのが苦手で苦手で、頭痛が止まらなくなるくらい嫌いだったんです。
だから「逃げ」ていました。
そして挑戦。
大成功。
苦手とは 本当は真実。
これを学んだ学生時代でした。
あの時心に響いてきた言葉は今も忘れません。
あなたは神様を信じますか?
僕は信じます。なぜか? これがなかったら今の僕はいません。
だから思うのです。
「諦めなくてよかった」
と。