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なぜ?これなら書ける!ジェニーハイ
今頃、ジェニーハイにはまっている。
一応、知らない方のために載せておくと、ジェニーハイはバラエティ番組から生まれたバンドだ。
BSスカパー!で放送されているバラエティ番組『BAZOOKA!!!』の知名度を上げるため、2017年7月31日の放送でBAZOOKA!!!バンドプロジェクトが始動。テレビ朝日系『ミュージックステーション』や音楽フェスなどへの出演を目標に、番組レギュラーである小籔千豊、くっきー!、中嶋イッキュウの3人に、プロデューサーとして小籔が希望した川谷絵音、また過去に同番組に出演したことのある現代音楽家の新垣隆を加えた5人で結成された。
その後10月16日にバンド名をジェニーハイとすることが発表され、2018年3月16日にデビュー曲「片目で異常に恋してる」が配信リリースされた。
小藪とくっきー!という芸人2人が加入していることで、お笑い色の強いイロモノバンドなのかと思いきや、ゲスの極み乙女のボーカル・川谷絵音と、天才現代音楽家・新垣隆が参加していることで、とんでもなくかっこよくて美しいメロディラインを聞かせる本格派バンドに仕上がっている。
書くのも恥ずかしいが、私はこのすごいバンドを、昨日まで知らなかった。
なんてこった。
いったいどんな文化的僻地に住んでいたのかと来し方を振り返ってみたが、2017年なんて、ばりばり神奈川県民だったころだ。
テレビだって全局電波が入っていたし、ネットだってつながっていた。
いったい、毎日何を見ていたのだろう。
とんでもなく視野の狭い生き方をしていたということだけは、よくわかった。
これからは、もうちょっと外の世界に興味を持とうと反省した。
ジェニーハイのすごさは、いろんな人が語っているので、いまさら私が付け加えられることなど無いのだが、ひとつだけ驚いたことがあるのでそれを書きたい。
私は、昔から「ながら勉」が苦手で、中学の頃に同級生が音楽やラジオを聞きながら勉強しているというのを知って、真似してみたが一度もできたことがない。
なぜなら、聞いているものの刺激が強すぎて、脳の思考を司る部分が負けるからだ。
たとえば、数学の問題を解いているとする。
ラジオから「天才的なアイドル様♪」と聞こえたら、数式が途中から歌詞になってしまう。
手が聞こえた歌詞をそのままノートに書き写してしまうのだ。
外部からの刺激に、とんでもなく引っ張られやすいのである。
なので、私には無理なのだと早々に「ながら勉」はあきらめていた。
ラジオを聞く時は、勉強をやめる。
音楽は、正座して歌詞カードを見ながら聴くスタイル。
そんな、「どんな音も『ながら』で聞き流すことのできない」私が、なぜか、ジェニーハイは聞きながら、文章が書けるのである。
実際、今この文章は、ジェニーハイをBGMに書いている。
音楽を聴きながら、考えることができるのだ!
なぜ?!
おそらくなのだが、耳からインプットされた音楽が、脳の中を通過する経路と咀嚼される場所が、これまでの音楽と違うのだろうと思う。
試しに「ゲスの極み乙女」の曲を聞いてみたが、やっぱり引きずられて「ぼくにはありあまる、ろまんすがありあまる」と入力していた。
ジェニーハイと同じ、川谷絵音の作詞・作曲だというのに。
遅れてやってきたジェニーハイブームだが、彼らがまだ活動を続けているのなら、これに乗らない手はない。
ぜひライブを見に行きたい。
謎を解明したい。
そう思って探したら、おそらく最有力出場フェスの一つである、「コヤブソニック」が今年9月に開催決定したことが分かった。
これは行くしかない。
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けれどもおそらく、このイベントは、オードリーの東京ドームライブなみに強い引きがないと抽選に当たらないのではないかと思う。
これから毎日、禊しながら善行を積んで、コヤブソニックに行けるよう努力しようと思う。
とりあえず、6月の「出演アーティスト発表」を楽しみに待とう。
**連続投稿780日目**
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