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マイクロ文字、いくつが正解?

やっと私の手元にも、新千円札がやってきた。

和紙のことを調べていた時に、お札の透かしの技術は越前の和紙職人が開発したものだということを知った。
それ以来「和紙」としてのお札を身近に感じていたのだが、お札の方では私のことをさほど身近に感じてくれていなかったようで、今頃の到着になったとみえる。

新札が発行されるたび、新たな偽造防止技術が話題になる。
今回はホログラムや紫外線で光るインクが、新技術として紹介されるシーンをよく見る。

しかし、私が毎回「すごいなぁ」と感じ入ってしまうのは、マイクロ文字だ。
お札の両面ともに、肉眼では見えない細かな文字で「NIPPON GINKO」とどこかに印刷されている。
この文字は、細かすぎてコンビニのカラーコピー機では再現できないらしい。
そんな精細なものが、潰れずに印刷できる技術がすごいが、それを考えるお札のデザイナーさんもすごい。
肉眼で見えないものを扱うという点では、脳神経外科医クラスの集中力が必要なのではないか?
私には、生まれ変わってもできる気がしない。

1時間ほど、マイクロ文字探しに挑戦してみた。
おそらく表(肖像画がある方)に3箇所、裏面に3箇所であっていると思うのだが、どうだろう?

これから探すのを楽しみにしている人もいるかもしれないので、具体的な場所は載せないが、合計6箇所以上見つかるようなら、ぜひ教えてほしい。

それにしても、これまで「スミベタ」だと思っていた「1000」の文字や、北里先生の黒目部分が、ベタ塗りでないことがわかっだのは収穫だった。

こんなところにまで、こだわっていたんだなあ。

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はんだあゆみ
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