図書館革命/有川浩(有川ひろ)
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読了日2018/11/9
テロと酷似した小説作品の作者を守る。図書隊に突如与えられた使命と、郁の片想いが交錯する。大事な人に後を任されたら、そりゃ、女なら全力と最善を尽くすに決まっている。この二人、あの二人、そこの二人、彼女ら彼らの決断を見守ろうではないか。読者はそう決断して読み進めていくのだけど、一ページごとに別れが近づいているのかと思うと悲しくなる。でも本を読む自由と楽しさを教えてくれた、図書隊への感謝は本を楽しく読み切ることだろう。おもしろかった。そして結ばれた二人に幸あれ!
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