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恋愛にもクリエイティブディレクターを。
こんばんは。
久々に『彼女のいる彼氏』を一気に全巻読破して、胸の高鳴りがおさまらないわたしです。CA(サイバーエージェント)にいたクリエイターが描いたお仕事ラブコメなのですが、ITベンチャーでやってると、ところどころ使われる用語や仕事での悲喜こもごもなどがあるあるすぎて。もともと2~3年前にも通勤電車の中で読んでいたのですが、あの時よりもずっと共感しながら読めているいま笑
今日ちょうど、政治にもクリエイティブディレクター必要だよねというnoteを読んでいておもったのですが、恋愛にもクリエイティブディレクター、ほしいよなって。
『すべての仕事はクリエイティブディレクションである。』というのが私のかねてより憧れている古川裕也さんの著書にあるのですが、ここでの「クリエイティブディレクション」とは、「課題を解決するためのアイデアを考えカタチにする技術」であり、もはや広告業界に限った話ではないらしい。
こういう恋愛モノを見聞きしてキュンキュンした直後だとか、予定のない休日、はたまた仕事終わりでどっと疲れて人恋しい深夜とか。女は簡単にメンヘラになれる。
頭では西野カナの会いたい会いたい言ってる歌詞をバカにしつつ、それでもやっぱり会ってぎゅってされたい、キスしたい、とかの感情がどわ~~~っと募ってくればもう、どうしたって西野カナ歌ってしまうし、そのおもったことそのまんまの言葉を、相手に送り付けちゃったりするんだよなあ。
今回のマンガでも、仕事に没頭するあまりに彼女にまったく構ってあげられないメンズ達と、そんな彼の態度がついつい不安で鬱っぽく、重たがられてしまう女性達が出てくる。前者も後者もどっちも分かるだけに、恋愛を持続させるのって大変だあ・・とおもってしまう。
メンヘラタイム改め西野カナモードに入ったときこそ、女性はクリエイティブディレクターを必要とすべきだって、強くおもう。だっておもったことをそのまま伝えてしまえば「構ってもらえなくてさびしい」「会いたいのに会えない」「わたしのことが好きだって分かる振る舞いをして安心させてほしい」「さびしくても応援する健気なわたしに気づいて優しくして」といった感情むき出しのアウトプットになってしまいがちだから。
それにちょっと待ったをかけてくれるのは、私の場合女友達だったりする。人のことは冷静に指摘できても、いざじぶんってなると、コントロールできないもんだよな。なんなら放置しがちな彼氏に対してもクリエイティブディレクションをした方がよくて、1カップルに1CDがつく、みたいなことがあればもっと恋愛の継続時間って増えるのでは・・。
本来は、たとえばじぶんに対して時間を割いてもらえてない現状を打破して「今から会いたいって言葉を引き出す」「構えなくてごめんねと言わせて次回のデートの約束まで取り付ける」とかって、その時々で目指したい直近のゴールがあるはず。そこは冷静に仕事モードで、どうしたら相手がそういう気持ちになるか?を考えてくれる存在が必要なんだよな。その課題解決の方法として、二人のこれまでや目指している関係性を理解した上での、アウトプットというソリューションがほしい。
恋愛強者には必要ないんだろうけど。なかなか悩んでしまいがちな私には、恋愛専門のCDがいてほしい!!と切実におもう今日この頃です。
ではでは!