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#07【Adobe Illustrator/役立つショートカット20選〜 ] 7編〜】

グラフィックデザイナーの森田です。


【Adobe Illustrator/役立つショートカット20選】の7回目になります。続けて気楽にみて頂ければと思います。



7回目のショートカットは、
command + ]
command + 7



今回は、今まで紹介したショートカットもいくつか出てきますので、復習も兼ねて見て頂ければと思います。


(以下Mac環境想定。Windowsの場合「command → Ctrl」「option → Alt」になりますのでご注意ください)



command + ]
「前面へ移動」

command + ]「前面へ移動」
オブジェクトを前面へ移動します。
(合わせて覚えると便利なので、
command + [「背面へ移動」も載せています)




] と [ を
「視覚化したイメージ」

「上」と「]」「下」と「[」
組み合わせて覚えています。
Illustratorは各オブジェクトが階層になっていますので、
command + ]command + [を押して
前面と背面という奥行きを移動するイメージになります。




command + 7
「クリッピングマスクを作成」

command + 7「クリッピングマスクを作成」
オブジェクトをマスクすることができます。




7を
「視覚化したイメージ」

「7」「マスク」を組み合わせて覚えています。



それでは「オブジェクトを前面へ → クリッピングマスクを作成する」を、本記事サムネイルの背景にライン模様を入れていく簡単な実践の中で見ていきましょう。


まずは、新規画面を制作し、
サムネルサイズと同じ長方形オブジェクトを制作します。
(ライン模様を入れやすいようにアートボードは少し大きめにしています)
次に模様の元となる、斜めのラインを引きます。
以前紹介したcommand + Dを活用して
模様の元となる斜めラインをたくさん引いていきます。
その後は、ラインのみグループ化しましょう。
クリッピングマスクは前面にあるオブジェクトで
背面のオブジェクトをマスクします。
そのため、長方形オブジェクトをライン模様より
前面に移動させる必要があります。
そこで、長方形オブジェクトのみ選択して、
command + ]を押します。
そうすると、長方形のオブジェクトを
ライン模様よりも前面に移動させることができました。
次にクリッピングマスクの工程に入りますので、
まず、全てのオブジェクトを選択します。
そして、command + 7を押します。
そうすると、前面の長方形オブジェクトで
背面のライン模様をマスクした
クリッピングマスクが制作されますので、
前回紹介したcommand + cで全体をコピーします。
ここで、前回制作したサムネイルに戻り、
以前紹介したcommand + Vを押して
先程コピーした背景模様をペーストします。
こちらで「背景模様」が
元々あった背景の前面に配置されました。
背景が完成したので、
前回隠したオブジェクトを
option + command + 3で再表示します。
こちらで、
文字情報以外のサムネイル全体が完成しました。



また、shiftoptionを同時に押すことで別のコマンドに変わります。
shift + command + ]で「最前面へ移動」
shift + command + [で「最背面へ移動」

option + command + 7で「クリッピングマスクを解除」
になり、合わせて覚えると大変便利ですので是非覚えていきましょう!


command + ]
command + 7
のショートカットでした。


また次回のショートカットで!




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