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本の整理。あとは、ドラクエ3のリメイクは、現代社会に通ずるものがあると思った月曜日の夜。

本を買うスピードに読むスピードが追いつかない。
数学の問題なら、先に歩いて出発した兄をチャリで追いかけるので、そのうちに追いつくのだろうけど、現実世界ではそう上手くいかないのである。

読書の予定を立ててみた。
今年中に読みたい本をピックアップした。
オースター『4321』が面白すぎて最近はずっと読んでいるのだが、ずっと読んでいるのにも関わらず、読み終わらない。やっと230ページまできた。読むの遅いと思われるかもしれないが、その通りなのである、僕は本を読むのが遅いのだ。
間にエッセイや詩歌を挟む作戦で行こうと思う。そうしないと溜まった本が読み終わらない。

同時に手放す本を決めようと思う。
暖かい季節は、メルカリで読み終えた本や、もう十分に読んだな、という本を定期的に手放すことができたので、上手く循環していたのだが、寒くなると、コンビニに届けに行くのも億劫になってきた。

あと、うれしいことに僕の作ったZINEもちょこちょこ注文が入っている。
これもコンビニに配送に行くのだが、今はこっちが忙しい。忙しい、というのは、僕の感覚であって、側から見ればそんなに忙しそうには見えないかもしれない。

ご注文はこちらで承っております。
在庫。
『眠れぬ夜、のち、祝祭。』はのこり3
日記本はのこり1
『ゆらゆらを抱える』はのこり2
です。ほしい方はお早めに!


ついでに12月に(今年中に)やっておきたいことのリストも作った。

・ピアノ1曲弾けるようにする(簡単なもの)
・ピアノの曲を作る(2分くらいのもの)
・タロットカードの役を覚える(まずは大アルカナと呼ばれる22枚のカード)

タロットの役の意味を覚えるのに、ゲーム「ペルソナ5」の知識はあまり役に立たなさそうだ。と思ったが、意外と繋がりがあるのかもしれないので、もう一度ペルソナをやりたい。今はドラクエをしている。バラモスを倒した。勇者以外の仲間たちは転職を繰り返し、着実に強くなっている。

あれ、勇者ってこんな扱いだっけ?
昔遊んだドラクエ3といえば、勇者がめちゃ強いイメージだったのだけれど、技が増えた分、転職組が有利なのだ。勇者は転職させてもらえない。

なんだか、現代を象徴しているな、と思った。
高度になった社会ではさまざまな知識が求められる。
その道のプロ、エキスパートというのももちろん大切だ。
特に、職人の世界では、それが求められる。時間もかかる。
だが、現代を上手に生きていく、となった時に、1つの仕事で培った能力だけではどうにもならない、という感じが、まさに現代だな、と思った。
まさかリメイクされることで、現代社会にリンクさせてくるとは思わなかった。

僕自身、新しい仕事を探すことになるのだろうけれど、どんな仕事が良いのか悩んでいる。とりあえず健康な体を取り戻したい。

ドラクエ6の勇者は魔王ムドーに挑んで一度敗北し、体を半分に分断させられてしまった。僕も今はそんな感じだ。半分くらいの力しかない。
どこかに失われた片割れがいるのだろうか。どちらにせよ、もう一度パワーを取り戻すのだ。

村上春樹は、「影」で表現していた。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドや海辺のカフカでは、それらがテーマになっている。


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守田樹|凡庸な日常
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