夜更かしは、実は体に良い。
眠れない夜を夜更かしとは言わない。それは、「眠りたくても眠れない」状況である。不眠症だ。僕は、これに苦しんでいる。
だが、今日は「夜更かし」をする。
それは、自ら眠らないと決断し、夜を有意義に過ごす行為であり、これらは似て非である。
もちろん、一般的に夜更かしは、良くないものとされる。肌にも悪いし、生活リズムが狂う。
だが、わーいパーティーだー!と過ごす夜は、僕にとっては、とても体に良いのだ。夜が輝いている。
さて、僕は、これから何をしようか、思案している。
さっきまで、スタバで読書をしていた。金曜日だったからか、この時間でも賑やかだった。金曜の夜がうれしいのだ、きっと。
町田康『告白』を読んでいる。もうあと40ページほどだ。
この本は、その見た目の分厚さに、しばらくの間、放置されていたのだが、ふと、これは今読むのが良いのではないかと思った。
そして読み始めたら、「本当に今読むべき本」であった。
久しぶりに小説に没入している自分がそこにいた。
めちゃくちゃ面白い。
今の僕と主人公熊太郎が、重なる。
そしてひどい世界で生き抜く術を教えてくれる。
まあ、ここまでひどい世界なんてあるかいな、と思ったが、
僕にだってそうなりうるかもしれないのだ。
と、思ってしまった。
ああ、久しぶりにバチくそおもろい小説を読んでいる!、という感じだ。
たしかこの本は、何かの雑誌(だったかな)で、作家の小川哲が紹介していて、(僕は小川哲の小説がとても好きだ)それで買ったのだが、永らく放置していた。
小川は、この本を一時期人に薦めまくった、と書いていた。
人に薦めまくりたい本、いいですよね。
僕なら村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を薦めるな、きっと。
町田康の作品を読むのは、久しぶりだが、リズム、テンポ、がすこぶる良いのが特徴だ。小気味良いビートを刻んでいるようである。
小説と音楽って案外近しいものがあるのでは、と思っている。
さて、この後は、『告白』をよんで、ゆっくり風呂に浸かって、溜まっているアニメを見ようではないか!
リゼロ
ダンまち
ガンゲイルオンライン
ダンダダン
全部は厳しいか、流石に。
とりあえずリゼロはみよう。続きが気になって何日も前から体が震えている。アル中ではない。
アニメをダラダラみながら、明日は何をしようかなあ、とぼそぼそと考えようかと思う。
パジャマを買った。自分への誕プレだ。誕プレなんておじさんの使う言葉ではないのかもしれないが、良いではないか。
本当は、カメラをどどーんと買ってやろうかと思ったが、さすがに20万をポンと出すのには、躊躇してしまった。だが、そのうち買いたい。
健康への投資、睡眠への渇望。
明日届くらしい。
我に快眠を!と寺山修司みたいなことをいって、今日の日記はおしまいにする。が、お楽しみはこれからである、ふふふ。