江原さん、スピリチュアル、未来
僕が常々思っていること。
科学もスピリチュアルも信じるか信じないか。
本質的な主張は何も変わらない。
江原さんのこの本を手に取ったのは、やっぱりタイトル。
タイトルに惹かれて手に取ってみたら、書いているのが江原さんだった。
神とか死後の世界とか前世とかを全面的に信じているわけではないけど、そういう世界を信じている人はどのような物の考え方をするのか興味があった。
そんな僕がこの本を読んで得た物。
それは「大我」を大切にすること。
大我とは…
1 仏語。真如の永遠なる自在の働き。狭い見解や執着から離れた自由自在の悟りの境地。⇔小我。
2 インド哲学で、宇宙の本体としての唯一絶対の精神。⇔小我。
仏教で使われている用語で、狭い見解や執着から離れたってところが非常に重要ですね。
この記事で紹介した本の中でも、物事の本質を見抜くためにはいろんな角度から物事を見る力が必要だと書いてありましたが、仏教でも全く同じ教えがあり、物事を一面から捉えて私利私欲のために動いていては幸せにはなれませんよ。
それは大我とは反対の小我から来る行動です。
小我から来る行動をしていては、幸せは訪れないのです。
今の日本は物質的な豊かさを手に入れて、とても便利で豊かな暮らしをしています。
広く教育も行き届き、平等ではないにしろ誰しも無限にチャンスがある社会です。
ただ物質的に豊かであるがゆえに、江原さんはそれに満足して、
前進しよう!
もっと幸せになるために行動しよう!
という若者が減ってきていると感じるそうです。
僕もそれは同感です。
インターネットが普及し、いろんな成功者たちの声が簡単に聞けるようになった現代の若者は徐々に息を吹き返しているような気もするのですが、それは自分がそういう人たちを意識的にみているからでマジョリティは変わっていないのかもしれません。
この本は2007年に書かれた本なので、情報としてはそれほど新しい物ではないですが、名著は100年以上昔に書かれていても現代に通ずる学びをくれるようにこの本も多くの学びが得られる本です。
僕は信仰を良くも悪くも思っていませんが、知識として仏教の人はどんな思想や考え方をするのかを知りたいとは思っているので、今後学んでいきたいと思います。
それでは
See you very soon!!!!!!!