現時点では、目次というよりもラフな構想、テーマの羅列にすぎません。大幅に変更する可能性があります。各々の主テーマに下位のサブテーマをごく短いコラムとして設ける場合もあります。2024年初夏から順不同で逐次公開の予定です。気長にお付きあい下さい。
緒言 - イスラモ=アラボフォビアとホロコースト・シンドローム 【未公開】
2022年ドクメンタ15と反ユダヤ主義の疑獄、「否定の政治」 パレスチナ連帯、欧州コロニアル・ミュージアムの変容
1 - アラブ世界はどこに存在するのか?オクシデントが描き直すオリエントのかたち 【未公開】
2 - ストリートの「覚醒」:アル=ナフダからアラブの春まで 【未公開】
3 - モダン・オジマンディアス発見の旅 【未公開】
クレー、ラウシェンバーグ、トゥオンブリー、ウォーホル
4 - アラビック・アブストラクションの誕生と展開 【未公開】
− アラビック・カリグラフィーの進化と非西欧的抽象表現の領域
− ハティビの「ハルフィーヤ」論
5 - アブデルケビール・ハティビ Abdelkebir Khatibi による汎アラブ主義の脱構築 【未公開】
− ロムアルド・ハズメの「西欧へ送り返す彫刻」とデコロニアリティ(脱植民地性)の思想
6 - スクールとサークル:ポスト・コロニアル時代の進歩主義芸術宣言と教育 【未公開】
− カイロ
− バグダッド
− ダマスカス
− カサブランカ
7 - 連帯する亡命美術館 【未公開】
パレスチナ国際美術展(1978年)と針生一郎の非同盟主義美術運動
8 - 封印されたモダン:パフラヴィー朝の欧化政策とテヘラン現代美術館 【未公開】
− 1950 年代: コーヒーハウス文化から生まれるマルコス・グリゴリアンのナラティブ絵画
− 1960 年代後半〜1970 年代: サッカハネー派の伝統解釈とサイード『オリエンタリズム』
− イラン・シュルレアリス厶とアミノラ・レザエ
9 - イスラーム・ジェンダーと芸術 1: わたしはムスリムで女だから〜政治的ヴェール批判と「ステルス・ヒジャブ」のあいだをつなぐもの 【未公開】
附 - ミシェル・フーコーとイラン、イスラーム革命(予定)
10 - イスラーム・ジェンダーと芸術 2:モダン・オダリスクの受容からクィア表現まで 【未公開】
11 - イスラーム・ジェンダーと芸術 3: クルアーンの中の女性性と女性芸術家 【未公開】
− 家族制度の中の奴隷とハーレム
− エジプトの初期女性解放運動〜
− 世俗主義とライフスタイルの変容
12 - 見えない戦争と消える歴史
− 史跡破壊、略奪される文化遺産
−「法医学的建築」と修復的司法としてのデジタル・アート
13 - コスモポリタニズムと内戦の記憶:ミュージアム都市ベイルート 【未公開】
14 - 真珠からオイルまで: 資源経済と安全保障 【未公開】
− モニラ・アル・カディリのドリルピット彫刻など
− レンティア国家仮説と民主化の速度
15 - ビエンナーレの戦略:AA連帯からコスモポリタンニズムへ 【未公開】
− アレキサンドリア B
− カイロ B
− イスタンブール B
− シャルジャ B(UAE)
16 - コレクションと美術館/アートセンターの変貌:アラブ民族主義プロパガンダとしての美術作品コレクションからマーケット・オリエンテーリングまで 【未公開】
17 - ベドウィンのように: 砂漠の思想とグローバル・アラブ・ディアスポラのアイデンティティ 【未公開】
上動画:2017 年 3 月に開かれたシャルジャ芸術財団(アラブ首長国連邦)の研究フォーラム、March Meetingで、イギリスのコレクティヴClimavoreが一般参加者に提供した砂漠の植物を利用した料理。「砂漠は、気候変動関連の投資などがベドウィン、遊牧民のコスモロジーと衝突する新たな権力構造のフロンティアになっている。」財団のサイトから
その他
イスラーム世界コンサイス: 近現代小史とアートシーンの概況 【未公開】
アラビア半島・ペルシャ湾岸諸国
アラブ首長国連邦(UAE)
クウェート
カタール
オマーン
バーレーン
サウジアラビア
イエメン
黄金の三日月地帯
シリア
イラク
レバノン
ヨルダン
パレスチナ/イスラエル
北アフリカ(マグレブ)
エジプト
チュニジア
モロッコ
アルジェリア
リビア
西アジアのペルシャ文化圏
イラン
トルコ
南アジアと東南アジアのイスラーム圏
インド
パキスタン
バングラデシュ
インドネシア
補遺A 芸術運動マニフェスト、書簡など 【未公開】