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やっと、やっとのせいろデビュー。

いま、せいろがアツい。

素敵な食ライフを送っている憧れのえりこさんが使っていたのがせいろとの出会い。

興奮しすぎてピントがあってない


素敵すぎて白昼夢のようでした

蒸し野菜と蒸し鶏の美味しいこと!

いいなぁとぼんやり思っていたら、
年始に遊んだたいちゃんもせいろを持っていて
せいろで蒸した饅頭のうまさに感動。

かわいい!
この湯気。
ほっかほかだぜ!!

水分が垂れてべちゃっとしがちだった蒸し料理。こんなにフワッともちもちになるんか!
これは…ぜひとも毎日やりたい…!

食へのこだわりを極めている美紗ちゃん曰く、おすすめは照宝さんのせいろ。
すこし高いけど長持ちするとのこと。

たいちゃんのはネットで買ったそうだけど、
見た目が可愛い。素朴な素材感。
18cm。手づくり肉まんなら2個入る。

それからというもの、
隙間時間があれば
メルカリでせいろを探し…
ネットでも探し…
せいろ系の記事を読み漁った。

小さめで、素材は杉か竹で。
価格は2950〜4500円くらい。

しかしここからが決まらない。
メルカリ・ネットの難しいのは
表示されてる写真が現物とは限らないこと。
商品の元サイトのを引っ張ってきてる人も多いので、開けたら違ったってこともありえる。


美しいけど、このつまみでつまめるのか。
もう少し立ち上がってほしい。


焼印あるのかないのかどっちなんだい


これはなにが入っているんだ…?気になる。

そしてその写真ですら、ちょっと心配なところがある。
底板の竹にズレたような隙間があったり。
つまむ持ち手のところの高さが低すぎたり。
(つまめなさそう)

内側の高さの記載がなかったり。

口コミではすぐ壊れてしまったとか怖いことが書いてある。(大抵使用後に壊れるので返品できない…)

困った私はえりこさんのところに遊びに行って、せいろについてインタビューしてみた。
(自分の背中を押すためである。)

えりこさんのせいろ談義

照宝のを使っている
・2年選手、そろそろ買い足す予定
・15センチサイズ
洗わないほうが長持ち
 →洗い物減らせる
 →子どもにかけられる時間増やせる
・食べるものまとめてあっためられる
・離乳食始まったのでこどもの食べるのも一緒に蒸してる
・健康的!

・檜だと厚みが出てくるので中がせまい
・気軽に使うなら竹 

・下は使う予定の鍋かフライパン
→蒸し板を敷いて蒸す
→水分飛ばしつつ料理

この日もえりこさんはせいろでお昼を用意したそう。かーっこいい!!美味しそう!!

それでもまだ踏み切れず、
友達に相談したり。
写真を比べたり。

ニトリに行ってみたが竹せいろは置いておらず。
照宝さんのサイトは在庫切れ。
これは、いくしかないでしょ、横浜に!

しょうがないので照宝さんに電話。
竹の小さめのせいろの在庫を確認し、いざ横浜 中華街へ。

照宝さんの店舗はたくさんのせいろが並び、狭い通路に人がごった返していた。


みんなせいろの同志。きっと食いしん坊。勝手に親近感。

お目当てのサイズを手にとり、
回してみて、
裏返してみて、
嗅いでみる。

耐久性の高い竹製のにしようと思ってたんだけど、上杉製になった。
決め手は以下。

・留め部分の見た目 竹の金属部分がどうしても苦手だったから。
(竹:藤?と金属の釘使用。杉:藤。上杉:桜と藤。)
・高さ
(竹製も白木も高さが低め。肉まん入れると次の段が浮いちゃう。上杉は5センチとたっぷり。)
・上杉製の内側の上下が接触するところは竹で耐久性を高めている

そしてここからが長い。笑

在庫も見せてもらって、その中から選ばせてもらう。

蓋をひとつひとつつまんで
私の手にしっくりくる、つまみやすい蓋に出会えた。

私の指とつまみが昔ながらの知り合いだったかのように。

ミリ単位とかの話なんだけど
スッとつまめるのと、つまみにくいのと、つまんだ時に頼りない太さというか角が気になるのとがあった。
これも触れてみないとわからないこと。

身のほうも裏とかをよく見て、見目のきれいなの、丁寧さを感じるものを選ぶ。
ずっと気持ちよく使うために、見た目は大事

そして蓋と身を重ねたときの色味も大事。
あと焼印の濃さも、あんまり濃くないやつがいい。(基本的に私は無印が好き。文字やロゴは基本いらない派。)

我ながらめんどくさい客であるが
これをするためにお店に来たのだ。

交通費だけで身がもう2つ買えるが
実際に手にとって納得して買うってすごい大切だった。

高さとかもろもろ全てを満たす私の「正解」はネットにはなかった。


後ろの子たちと比べると
赤みが少なく、黄色っぽい一組になった。

924円×3
蒸し布×2
合計3322円なり。

ぴったりの鍋があったので、
蒸し板は買わないことに。

帰りの電車は、これからせいろで何を作ろうか、という妄想が止まらなかった。
中華街で中華欲に火をつけられたのもよかった。
(ただ、照宝さんの向かいのお店で買った角煮まんは角煮がパサパサで悲しかった。自分で作ります…)

悲しみの角煮まん。



蒸し野菜、蒸し鶏はもちろん
馬拉糕もたべたい(空に浮かび始めた黄色いお月さんも馬拉糕に見えてくる始末)
蒸しパンもよさそう
ディップとかソースの研究もしたい
ジビエパテとかリエットまた作りたいなぁ
酒蒸し系も美味しそうだ!
可愛い桃まんも作りたい

Instagramやnoteのせいろユーザーの記事を見ると「2025年買ってよかったものベスト1」「世の中の全てを蒸せるか、蒸せないかでみるようになる」「野菜の消費スピードが上がった」などなど。なかなかパワフルな話がたくさん。

せいろって丁寧ぐらしごっこにぴったりだと思うのよ。
かんたん、おいしい、洗い物が減る(手荒れが深刻なのだ)蓋を開ける時のわくわく感とか、最高すぎる。

また、使ってみたレポします〜。

あ、店員さんから。

濡らさずに使うこと。
濡らすのは焦げつき防止のためと言われるが、
蒸気が出てからせいろを乗せれば大丈夫。
水からでは乗せないこと。
濡らして乾かすだけダメージ。
油は強度を上げてくれるくらいに思え。

蒸し布で覆わないこと。
敷くものであって、被せると蒸気が回りにくくなる。大きすぎないサイズを。

にやにや。


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