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心の癖と呪縛。

星野源さんの作品に『くせのうた』という曲があります。

私は この曲が大好き。
歌詞も曲も。
(ぜひ聴いて欲しい!)

もう何年も前、初めて聞いたときに、その歌詞にハッとしてからずーっと好きな曲です。曲の最後の歌詞が

君の癖はなんですか?


いつも考えます。
私の癖って、なんだろう。

癖って自分では、なかなか気づかないものではないかな、と思ったりします。
人から言われて、そういえば!となって気づく。

よく鼻を触る。とか、
食べる前に匂いを嗅ぐ。とか、肉体的な仕草の癖は特にそうなのかな、と思う。


私の癖。
今パッと浮かびません。
だけれども、
〈心の癖・思考の癖〉にようやく気づいた。
気づいた。というか、わかっていたものを認めた。っていう感じ。

・なんでも全部絡めて考えてしまう。
・白か黒か。
・自分を追い込むかのように大切なものや逃      げ道を遠ざけて奪う。
・謎すぎる「ちゃんとしないと病」


考えこむと、気持ちが落ちる。
気持ちの切り替えがうまくできなくなる。
周りには不機嫌に見える。
気づけばずーっと考えている。
そしたら、誰とも話したくなくなることがある。
話しかけないでオーラが出てしまう。


最近気づいたことのひとつになるけれど、
私は不機嫌な人が本当に苦手で、特に不機嫌な男性が怖い。
この根本にあるものが、私のややこしい性格形成に、とても大きな作用をしているのではないか。と。

怖くて一番嫌なくせに、自分がそれと同じことをしている事実。
なぜ、一番嫌な所の遺伝子を受け継いでいるのか。
それと相まって、怒らせないように、機嫌を損なわないように、ちゃんとしないと。
の呪縛に縛られている。
がんじがらめ。

最中、そこに気づく度、本当に嫌悪する。
自分が嫌で仕方なくなる。
同じじゃないか。
なぜ、受け継いだんだ。
なぜ、切り替えられない。
なぜ、ちゃんとニコニコ隠せないのか。
もっとおおらかに。
もっと笑って、もっと穏やかに過ごしたいのに。
なぜ、そうなってしまうのか。
なぜ、こんなにも顔がひきつっているのか。
なぜ、話しかけづらいオーラか出てしまうのか。
家族だから、という甘えなのか。


わからない。
ちゃんと、きっちりしなければ。
しょうもないことも言わず、波風たてず
ただ時が穏便に過ぎるように。
機嫌を悪くしないように。


その行動が身に染みすぎて、逃れられない。

でも、自分も、全く同じことをしている。

その事実。
それが一番嫌だ。
本当に自分が嫌いで仕方なくなる。
なのに。なぜ、変わらないのだ。

毎日ではないにしても、仕事をしていても、そのモードになることが稀にあるので、どれだけ周りの人に迷惑をかけ助けて貰ってきたのだろうか。


染み付いたものは変われないのだろうか。


これを受け継いだ性格のせい。だけに、したくはない。
資質は同じであれ、私の問題だから。



今日もまた、嫌いな自分が増えていく。


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