森野いるか

日々の息継ぎ。 溢れた言葉、ありのままに綴るエッセイ。

森野いるか

日々の息継ぎ。 溢れた言葉、ありのままに綴るエッセイ。

マガジン

  • ありのまま。

    なんてことない、わたしの日常。

  • 今日の終わりに。

    1日の終わりに、日記として。

  • 息継ぎ。

    日々溢れ出るもの。性的思考。私的変態感。想い。

  • いそいそ こそこそ 人知れず。

    • 13本

    交わりの詩集。 urara/森野いるか

  • 償い。帳尻合わせ。

    知的障害で視覚障害の妹への想い。

最近の記事

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それを、人のせいにしていた (上)

『幸せになってほしい。』 ここ最近、立て続けに言って貰う事があった。 いや、ずいぶん前から色んな人が言ってくれていたと思う。 それを現実として感じる心がなかった。 幸せって何だろうか。 今現在、十分幸せなのだけど。 最近よく言って貰える幸せの種類は、 良いパートナーと出逢うこと。 恋愛をして、やがて結婚。 そういう類いのものだ。 結婚。 30代半ばの適齢期。 もうすぐ高齢出産になる年齢。 周りは、ほとんど既婚かパートナーがいる。 何人も子供を育て、少子化社会に貢献して

    • まだ名の無いもの

      繁盛している焼き鳥屋のカウンターで、ひとり 遅めのお昼ごはんを食べた。 行きたいなと思っていたお店にようやく辿り着いたら、想像よりも心が躍らなかった。 なんだ、こんなものか。 お出かけ着を着て、マスクの下でもリップを塗って。お気に入りのピアスにバッグ。 すぐ帰宅するのはもったいないし、甘いものが食べたくなったからカフェに向かう。 アイスコーヒーとケーキ。 美味しかった。 色んな人がいた。 だいたいペコペコしてる人は皆さん中腰で、気を遣いすぎている感じ。 面白いなーと眺め

      • 雨降りの日に。

        16:44 こんな時間にベッドで横になって布団にくるまっている。 note書こっかなって。 ふと思い立って、もう何ヵ月も開いていなかったnoteを開いた。 ここ数日、SNSから離れてた。 ボーッと見たり、開くことはあれど見てないというか。 連絡事も返信せず、閉じ籠っていました。 今もあんまり見てない。 やりたいことがあって、ほんとは春には始動したかったのだけれど、どうもうまくいかなくて。 年が明けてから、捗らない日々が続いている。 今日も待ちに待ったお休みで、やりたい

        • 心が限界を迎えようとしてる感覚。

          『なんで、私だけ?』 その類いを心に思ったことは、私の人生ほぼなかった。 なのに最近、ほんの少し。 ほんの少しだけ、思ってしまう時がある。 世の中にはたくさんの人が居て その人の数だけ悩みがあって、人生があって。経験してきたことも環境も、皆、違って当たり前。 良いことも悪いことも、きっとそれなりにある。その悪いことにフォーカスするのか、どんな小さなことでも、良いことを紡いで生きていくのか。 私は、それによって人生の感じ方は変わるのではないか?と思っている。 想像もでき

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        それを、人のせいにしていた (上)

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        記事

          覗いてみたい性分は一生ものか

          思えば、昔からエッセイが好きだった。 小説も読んだけど、高校生くらいの頃から色んな人のエッセイを読んできた。 読書家だなんて思ってなかったけど、自分で思うより本を買っていたんだなぁと思う。 この人は、こんな考え方をしてこんな風な日常を送っているのかな。って それが飾られたものだとしても、そのギャップのようなものに強く惹き付けられる性分は今も変わらない。 覗きたくなる、というか 勝手に妄想しちゃう、というか それで、時たま、勝手に幻滅もする。 自分がエッセイを書くだろう

          覗いてみたい性分は一生ものか

          Day 3

          ■am 2:06 心と頭ん中が悪いもので泥々渦巻いて、ようやっとtweetとして吐き出す。 Twitterを開いて出たまま書き出す。 目から溢れるものを拭い、どんな涙も熱いんだな。と思う。 そして、鼻をかむ。 しばらく眠れず、でも知らぬ間に眠ってた。 ■am 7:45 目覚ましに起こされる。 元々腫れぼったい瞼がより一層の腫れぼったさを抱えていることを目を開いた瞬間に悟る。 まだまだ眠いから、また布団にもぐる。 ■am 11:45 認知の祖母の昼食を準備して、私も遅め

          Day 2

          am10:28 運転中、信号待ちで止まった交差点の歩道をふと見ると、ストップウオッチを持った大人達がいた。 1人は手を叩き声をだして遠くを見ている。 どうやら近くの学校のマラソン練習らしい。 横目に見ながら、私はマラソンの授業が嫌いだったことを思い出した。なぜ走らないといけないのか。基本的に真面目で、成績もいたって普通。飛び抜けて悪いところは何もない生徒だったけれど、マラソンだけは補習授業を受けないとダメなほどだった。 毎回のように最後尾を先生に伴走されながらゴール。 走り

          Day 1

          pm 0:00  正午を知らせるサイレンの音と共にベッドから起き上がる。 起き上がるまで約3時間。 お天気がいいなぁ、散歩に行こう!とか、王将食べたいなぁ!買いに行く手間ヤだから諦めるかぁ。とか思いながら、ぬくぬくのふかふかの上でスマホ見ながら横になっていた。 なにも予定のない休日は、朝ゆっくり気ままに起きる。 というより、朝はなぜか妄想が捗って、寝ぼけた頭の中では妄想の世界へと旅に出ている。最近はその時間が好きで、起きるタイミングを何度も失っている。というのが正しい。

          ◆無職日記⑩ -おしまい-

          なかしましほ さんの「かんたんアップルパイ」を作りました。 焼けるのを待ちながら、久しぶりにnote… というか日記を書きます。 無職日記を始めて半年は過ぎたと思う。 このまま久方ぶりに年末年始を家でのんびり過ごすのも良いなぁと甘えたことを考えていた。 もう何年もクリスマスからの福袋で、年末年始は仕事仕事仕事。 イベント事は全部、提供する側だったから。 きっと例年なら、年明けのセールの準備をしながら、もうバレンタインのこと考えているし、入園入学新生活のことを考え出している

          ◆無職日記⑩ -おしまい-

          ふわふわ いっぱい詰め込む。

          今。 この今。 ここにある胸の温かさを ぜんぶ、ぜんぶ、詰めて。 真空パックにしたい。 それをちっちゃくして 胸のポッケにまた詰め込む。 だめになりそうなとき、そっと開けて おもいっきり吸い込んで いっぱい、いっぱい、中にいれる。 そしたら、また膨らんで 大きくなって、それに包まれて ふわふわ して。 しばらくずっと幸せだな。 想いと空気と時間。 愛でられたもの。 たっぷり詰め込む。 お守りにして、胸にしまう。

          ふわふわ いっぱい詰め込む。

          経つ。

          朝起きて、久しぶりにnote開いたら こんな感じで教えてくれました。 今日でちょうど1年でした。 タイミングよく開いて良かったー! あっという間に過ぎた日々すぎて、なんだか遠い昔のようです。 早いような気もするけど、まだ1年なんだって気もする。 始めたきっかけの1つになる出来事があって、本当はもっと視覚障害のこととかをメインにするつもりだったのだけど… なんだかんだ、自分のなかで溢れたものを出す場所になり、未だに書きたかった記事が書けていません。 自分のそういうところ

          半年前の私への返信。

          ちょうど半年前、 今日の私へ手紙を書きました。 今日は、私にとって大切な日です。 半年前の自分へ、返事を書きます。 (これがキリよく、111記事目!) ❉半年前 4/21の私へ。 あっという間に月日が経って、10/21になりました。 ちょうど半年。 ちゃんと返事を書きます。 この半年の間に、色んなことがありました。 正直なところ、あまり記憶にありません。 残念ながら、まだ働いておらず無職生活です。ありがたいことに、失業保険を貰えています。 就活は、一進一退という感じ

          半年前の私への返信。

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          photograph 秋

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          底。

          目が覚めて 浮かんだこと。 ーー なんにもない。ーー 今の私には、なんにもない。 何もない。 仕事もない。 恋愛もしてない。 頑張ってない。 実家がある。 ご飯は食べられる。 失業保険を貰ってる。 友達がいる。 家族がいる。 可愛い犬もいる。 やりたいことはある。 やれる環境もある。 不安もある。 やる気がない。 お金もない。 気力が沸かない もやもや  もぞもぞ 無いことない。 貯金崩せばいい。 動けばいい。 やればいい。 進めばいい。 頑張ればいい。 頑

          densha,電車。

          ここ最近、電車に乗ることが増えました。 どうもご無沙汰しています、note。 森野いるかです。 たまに開いては、下書きしたり、 たまに開いては、読ませて貰ったり。 なんだか違う次元を生きている気分でした。 電車や車に乗ると、言葉が溢れてくるのですが、車の運転中は書き留めることができずに書ける頃には半分ほども覚えていない… 電車だと、ぼーっとしているから溢れても手を動かして書くことができる。 noteの更新をしていなかったのは、久しく電車に乗ったり書く環境でなかったから。

          densha,電車。