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「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。
久しぶりに読んだ新しい本です。
「お金と幸せ」について考える一冊になります。
世の中にはお金がないと出来ないことがたくさんある一方で、お金持ちになれたら幸せになれるとは限りません。
人によって幸せを感じる瞬間は異なり、そこに至るまでの過程は人それぞれです。
本書にて、「人の信用を形に変えたものがお金であり、人はお金を信じて使っている。だとしたらお金は人間そのものであり、僕たちは人を信じていくしかない。」という話が出てきます。
当然人には相性があり、全ての人と仲良くするのは難しいというのが現実です。
その中で、自分のやりたいことや目標を明確にした上で、そこに合う人を信用していく姿勢が大切なのではないかと感じました。
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