電車の中でスマホを見るのをやめる。
現代においてなくしたら困るものランキング上位は、財布とスマホが不動のツートップだな、とふと思います。
自分もいくつかSNSをやっていたり、YouTubeで動画をみたり、
寝起きから就寝前まで、スマホに費やしてしまっている時間はそこそこ膨大になってきています。
スマホは楽しい。
SNSを通じて出来た友達もいるので、メリットも沢山享受してきました。
ですが、
特に予定のない土曜日の朝に、3時間くらい布団の中でただ何となくスマホを眺めるだけの時間を過ごした後のなんともいえない虚無感とか
見たくもない意見をSNSで見てしまい、知らなくても良かったはずのモヤモヤを抱えてしまったりしたことで
現状の、"準"スマホ依存状態を脱却したいと思い始めました。
「スマホ脳」との出会い
そんなとき、アンデシュ・ハンセン著の「スマホ脳」という本に出合いました。
結構前に読んだ上に、内容も幅広くて詳しいことまでは覚えていないのですが
それでもこの本との出会いは衝撃的でした。
自分の脳がいかにスマホ・SNSに踊らされていたか。
私たちは、必要以上の情報をスマホを通して浴びすぎている。
脱・スマホとまではいかないけど
せめてもっと「スマホ以外」の世界からもインプットをしたい。
今回は、私が実践している
必要以上にスマホを触らないようにするための自分ルールをご紹介します。
①電車の中でスマホを見ない
普段電車に乗ることはあまりないのですが、
時々乗るとその景色に毎回びっくりします。
立っている人も座っている人も、8割以上の人が一生懸命にスマホを見ています。
一生懸命スマホを見すぎて、ときどき乗り過ごしてしまう人を見かけたりもします。
電車の時間は意外に暇です。
SNSチェックしたり、動画を見たり、ゲームをするにはちょうどいい時間だと思います。
ですが、その情報は今絶対得なくてはいけないもの?
自分も電車で時間つぶしにスマホを見ていましたが、あくまでも「時間つぶし」でしかないのです。
むしろスマホを見ている大抵の時間は「何を見て時間をつぶそうかな」と
アプリを行き来している状態。
これ、スマホじゃなくても良くない?
こう思い、脱・スマホ依存の習慣として、
まずは電車の中の「何となく」「時間つぶしの」スマホを見るのをやめました。
緊急の連絡や乗り継ぎを調べるのみにして
それ以外の時間は本を読んだり、窓の外を眺めたりして過ごしています。
これを習慣化して気づいたことは
本を読んだ時の方が、同じ時間でスマホを眺めた時より何となく満足感が高いこと。
景色をぼんやり眺めるだけでも、そこにある暮らしや自然からの気づきがあり、結構楽しいこと。
自分の時間の過ごし方に"後悔"をひとつ減らす手段として、
この方法は有効でした!
②アプリの通知は基本OFFで、電話のみ通知ONにする
LINEなどの返信が遅くなってしまうかもしれませんが
本当に緊急の連絡って、意外に多くないのではないでしょうか。
特にTwitterやInstagramなどのSNSの通知は
その通知をきっかけに、別に今開かなくてもいいアプリを開いてしまいます。
最終的に「なんでこのアプリ今開いたんだっけ?」状態に陥っていったん閉じるものの
また通知が来たらなんとなくアプリを開いて…
このデフレスパイラルにハマっていました。
なので、基本的にアプリの通知はOFF
LINEも割と緊急性の高くないグループチャットの通知は基本OFFにしています。
LINEの個人チャットの通知も、アプリを開くまでは「誰からどんな内容が来たか」というのが見えないように設定しました。
これだったら、緊急の連絡に気づかないんじゃないか。
ですが、プライベートでの緊急の連絡って、実は年に数回ある程度ではないでしょうか?
緊急であれば電話をかけてもらうようにし、それで対応するようにしています。
こうすることで、通知に踊らされることなく
自分の時間を自分でコントロールできるようになってきたように思います。
以上、いかがでしたでしょうか?
私もまだ、これらの習慣を細々と始めたばかりで
脱・スマホとまではいけていませんが
ひとつひとつのルールを習慣化することで、より理想の状態に近づいていけるように
これからも続けていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?