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『スマホをやめたら生まれ変わった』1分でもスクリーンタイムを減らそう

本日はクリスティーナ・クルックさんの『スマホをやめたら生まれ変わった』をご紹介します。

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最近、少しデジタル・デトックスをしていきたいと考えています。

この本を買った当時、とても影響を受けまして、全てのSNS断ちをしました。

SNSからすっかり退会したんですね。
そうして2年ぐらい、一切のSNSをやめていた時期がありました。

戻ってきた今は、SNSとは楽しく付き合えていると思います。

ただ、今は何をするにもスマホがないと生活が成り立たないくらい、便利になりました。

それほどインターネットの恩恵は計り知れないということ。

一方で、スクリーンタイムを確認するとギョッとします。

スマホがあると、集中力も途切れがちで、どことなく気もそぞろ。
今はコロナ禍で人と会えない分、スマホの画面を睨めっこする時間も増えました。

「私たちのポケットに入っている小さな装置は心理学的にひどく強力なので、私たちのすることを変えるどころか、私たちが誰であるかを変えてしまう」

この言葉は印象的でした。

私はスマホをやめることは試みたことがありますができませんでした。
ハードル低めに、前日よりも1分でいいからスクリーンタイムを減らし続けることを目標設定しておこう。

本の中で25日間インターネットから離れた人の、4つの気づきが紹介されていました。

1.ぼくは情報で頭がいっぱいになっていた。
2.ぼくは多くシェアしすぎていた。
3.ぼくは自分自身に夢中になりすぎていた。
4.ぼくは休憩時間の恩恵を捨てていた。

デジタルから距離を置くと、私たちには静かな内省と沈黙の余地ができます。

オフライン生活を始めたら、他の人がしていることを気にしなくなり、自分のことだけに集中できます。

不信感、疑い、怒りという負の感情は、他のどこよりもインターネットの世界で生まれるそうです。

このような気持ちに常に縛られてしまうと不幸になります。

では、幸福とは何か。

2014年にデンマークは、世界で最も幸福な国家に選ばれました。

幸福のカギとなる要素の1つは、「心地よさ」と言う意味の「ヒュッゲ(hygge)」の精神にあるようです。

それは、親密さ、コミュニティーからの充足感。

友人や家族と食事をするときに感じるものだと言います。

ひとりで時間を過ごすことでも、元気にはなれます。

でも幸福とは、実社会からエネルギーを与えられ、他の人々と一緒にいることで、生きる糧になるのだと本著は伝えています。

人生の本質を見失い、今ここに集中できないのなら、デジタルデトックスする必要があるかもしれません。

方法がいくつか提示されています。

・仕事のメールをチェックする時間を決める
・ログアウトする時間を決める
・スマホの充電は寝室の外でする
・目の前にいる人を優先にする
・帰宅したら玄関にスマホを置く
・朝にその日の過ごし方を決めて、静かに過ごす時間を作る


そう言えば、Voicyのパーソナリティーのないとーさんは、マンションの1階にある鍵付きポストにスマホを入れて強制的に使えないようにすることで、デジタルデトックスすると仰っていました。

スマホを使わなければいけないときは、1階に下がれば良いのでそんなにストレスにならないと。

私もそのやり方を真似しようかなと思っています。
それぐらい、きりんには依存性が高くなっているんです。

みなさんはデジタル・デトックスについて、どう考えますか?

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森本木林(きりん)@読書研究家
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