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「試合を楽しんで」と言われたら戸惑う選手へ

「頑張って」と声をかけられるとプレッシャー、重圧、期待が重い…と感じる選手は多いようです。
「これ以上どう頑張ればいいんだよ」と。

スポーツでなくても「頑張って」と言われると、「頑張ってるし!」と
言いたくなることもあります(私だけ?)

向き合っているモノ(試合、練習など)に真剣であるほど、そんな気持ちかも、と思います。


「頑張って」に代わる言葉が「楽しんで」なのかもしれませんね。


言われた選手は「楽しむ?なにを?この状況を楽しめないよ」と感じる人もいるかもしれません。

そこで、「楽しむ」とはなんぞや?と考えました。


楽しむの真意は…

「楽しんで」の真意として考えられるもの
・緊張もすべてを客観的に俯瞰する
・その環境、状況にいることを実感する
・自分を取り巻くすべてに感謝する

「楽しむ」も意外と深い

    

「楽しむ」に違和感を感じる理由

また、試合前の「楽しんできてね」は普段、私たちが使っている「楽しむ」とはニュアンスが違います。

たとえば
・遊園地に行って楽しむ
・好きな音楽を楽しむ
・アニメを見て楽しむ など
これらの「楽しむ」とは性質が違いますよね。


試合などにおいての「楽しむ」は「愉しむ」が正確かもしれません。
(楽しむは受動的、愉しむは能動的だと言えます)

「楽しめる」事を「楽しむ」受動的と言える場合に「楽しむ」使い、
気の持ち方を変える事で苦痛ではなくなる場合等「愉しむ」を使うという、使い分けをされている。

意味解説辞典より引用


まとめ

その試合を『苦しいもの』『しんどいもの』と捉えるのではなく、
感謝を感じ成長や経験としよう、、、
その気持ちで「愉しむ(楽しむ)」ことができるのだと感じます。

試合前の「楽しんでね」には与えられた試合・レースの機会を
【能動的に】【愉しむ】
です。

「たのしむ」は「愉しむ」
「言葉」の真意を理解し意識することで大きな意味を持つことになります。

選手の皆さんへのますます大きな力となりますように。


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