読書録「子どもが喜ぶことだけすればいい」
なんと可愛い装丁と惹かれるタイトル。
この本は児童精神科医・佐々木先生が子育てに寄り添うことばを100の項目に分けて伝えてくれます。1項目につき1〜2ページなので、スキマ時間や自分に当てはまるなと思う項目だけ読むことができます。まるで辞書のような本。
100項目の中から、私が気に入った3つの項目を厳選してご紹介します。
あまりあれこれ お考えになりませんように
子どもを育てているだけで日々いろんな事を考えています。言葉には出さないけど、頭の中はいつも目まぐるしい。でも、そんな心配よりも、お母さんやお父さんの優しい笑顔があれば。まずは優先順位はそこ!という事なんですよね。
子どもが喜ぶことをすれば思いやりのある子に育ちます
親の喜びも子にちゃんと伝わっているんだなと。親子のこういう時間は本当に豊かで満ち足りた幸せな瞬間です。
子どもの個性をのばすには過保護がいい
この「子育てには過保護がいい」は長年の臨床経験の中で気づかれた、先生の確信だそうです。
『私が言う過保護は、子どもの要求をできるだけ後回しにしないで、スキンシップ、手作りで今かなえてあげることであって、金銭や物品を与えすぎることは過保護でなく、大人の満足、過干渉です。
過保護にしすぎてだめになったケースを私は知りません。』と。
以前読んだ本(noteでも紹介した「保育士おとーちゃんの叱らなくていい子育て」)の中でも、幼少期に愛情をたっぷりとかけてあげた子ほど、他の人に優しくできる、とありました。
過干渉ではなく「過保護」は良いことづくめだな〜と素直な感想を持ちました。息子は現在3歳で、特に要求の多い時期。こちらの体力が追いつかない時もありますが、たくさん答えてあげたいなと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
本書が気になった方はこちらから、どうぞ。
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