SNS総フォロワー41万人を超えた、普通のお花屋さんの生き残り戦略その④(2つの意義をおさえておく)
MORIYAの店長というアカウントを運営している花屋経営者兼花クリエイターです。
SNSを活用していて情報発信をしていると、同じ境遇のインフルエンサーの方とお会いする機会も多くなります。いつも勉強になる素敵な機会をいただいておりますが、参考になる時もあれば、反面教師にしなくてはならないと思えるような機会もあります。
昨日は、あるSNSプラットフォームの集まりに出席し、そこで出会った発信者の方とお話ししていて、まさに反面教師にしなきゃと深く感じ入ったことをnoteに記していきたいと思います。
情報発信をすることが目的になっている
➀「SNSで動画を投稿していて、中小企業の紹介のために運用を代行していこうと思っています。」➁「自社のサービスを知ってもらって、リリース前に見込み客を獲得したい」というお二人の例を取り上げたいと思います。
どちらの方の動画も、あまり再生は伸びておらず、フォロワーさんも少ない
2つの意義を念頭に置く必要がある
中小企業やサービスを展開する場合、SNSで情報を発信する時に気を付けないといけないことで、最低限この二つはおさえておきたいポイントを挙げたいと思います。
➀コンテンツが生む社会的意義
コンテンツとはアカウントで何を発信するのかという、全体的なコンテンツのことです。例えば、僕であれば花を通じたサービスの提供全般ですし、事業者であればサービスであるかもしれないし、自社そのものかもしれませんが、そのコンテンツ自体が社会にとって、どう意義があり、必要とされているのか、自分たちがいることによって、誰にとって心の底から必要とされるのか、自社の社会的意義を深ぼって、磨いていく必要があります。それがなければ、小手先のSNS運用となり、どこかで嘘が見え隠れしてしまう可能性があります。
➁動画コンテンツ自体の意義(ニーズ)
こちらの方がSNSらしい話になりますが、ショートムービーで言うと、この動画が単純にどれだけ視聴者の方のココロを動かすのか。この一点において、視聴する動機を喚起できているかということです。内容がどれだけ良かったとしても、見られなければ意味が無いので、各SNSプラットフォームに合わせて、発信内容をコネコネする必要があります。
これだけでもないですが、中小企業や何らかのサービスをSNSで発信する場合は、最低限おさえておきたいポイントを挙げました。これを発信者目線ではなく、受け手のペルソナをより具体的に設定した上で、発信するコンテンツを作品として見立てて作っていく必要があります。
その点で言うと、動画クリエイターには、言語化しにくい部分を言語化し、情報を整理し、プロセスの中で修正していくための最低限の資質が備わっている。少なくとも、バズり続けているクリエイターはコンテンツ自体をコネコネする力を持っていると思います。
僕はそのクリエイティブと、今の社会をクロスさせて、クリエイターの能力を行政や民間にインストールしていきたいと思っています。道半ばですが、少しでも共感してくれる仲間を増やして、そのような世界を創っていきたいと思います。