後輩や部下への仕事の任せ方
上司や先輩になると、部下や後輩に仕事を降ることがありますよね。
そんな時に出てくる悩みとして
「どこまでフォローすべきか」
ということがあります。
丸投げをして自分の力でやらせるべきか
それともつきっきりで手取り足取り教えてあげた方がいいのか
上司や先輩の皆さんは一度はこの悩みにぶつかったのではないでしょうか?
そんな悩みを持っていた私も、以下の方法を実践したことで大きく改善されていったので、その方法をご紹介していきます。
結論:1日1回30分の認識合わせ
これをやるだけで、かなり違います。
ではなぜ30分の認識合わせが効果があるのか。
これには以下の点で効果があります。
・フィードバックをこまめにできる
・コミュニケーションのズレは回数でカバーできる
・成果物の大きなズレを防げる
部下への仕事を丸投げする時に、きちんと成果を出してくれる部下であれば
基本的にはある程度の成果物が上がってきたタイミングで確認するので十分かと思います。
ですが、大半の人はそうではなく、上司が思っているほど動いてはくれず
時間もかかるし、質も期待したほどではない、ということが多いのではないでしょうか。
その原因として考えられるのは、
・コミュニケーションのズレ
・どのように進めたらいいのかわからない
というところが大きな要因となります。
このコミュニケーションのズレを解消するには、お互いが顔を突き合わせて認識合わせをするほかありません。
ではどれくらいの頻度でやるべきなのか?
まずは毎日30分、これをスタートラインにした方がいいです。
特に初期の頃にズレが生じやすいので、このズレが出たまま突き進んでしまうとズレはどんどん大きくなってしまいます。
なので早めの段階でズレをなくすためにも、毎日30分時間をとって認識合わせすることが大切です。
また、コミュニケーションの質を上げるには回数が重要です。
毎日時間をとってあげることで部下も安心して仕事に取り組むことができるようになるので、
上司にとっては結構手間にはなりますが、基本部下の育成には手間がかかるものです。
辛抱強く向き合ってあげることで、後輩も育ってくれるはずです。
人や状況によって正解は異なる
とはいえ、人によっては
「え、毎日時間とるんすか?」
「毎日やるのは時間の無駄だと思います」
みたいな意見もあるかと思います。
仕事の任せ方については、人によっても様々ですし
その人のスキルも日々変わりますし、その日の状況によっても変わってきます。
なので、必ずしも毎日30分取らなければ!とプレッシャーに感じることなく
その場その場で臨機応変に対応を変えていく必要があります。
ここが難しいところなのですが、逆にいうとそれこそが上司の仕事の楽しい部分であるともいえます。
正解がないものを自分で判断して見つけて、正解にしていく。
ここに人を育てる醍醐味がある、と私は考えているので
是非みなさんも、部下の育成を楽しみながら実践してみてはいかがでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?