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#44 信頼関係を築いた担当者が異動に…後任者との新たな関係づくり
努力して信頼関係を築いた取引先の担当者が、異動や退職によって担当を離れてしまうことはよくあります。それはさびしく、残念なことですよね。しかし、気持ちを切り替えて、後任の担当者の方との信頼関係を築いていく必要があります。
私は、相手の方が異動や退職をされる場合、これまでお世話になったことへの感謝を込めて食事をごちそうさせていただきます。その際に、「後任の方もご一緒に」とお誘いします。相手側としても「引き継ぎの説明をするよりも、引き合わせた方が早い」ということで、快く応じていただけます。
ランチをご一緒したり飲みに行ったりと、「オフ」の場で時間を共有すると、会議室で引き継ぎの紹介をされるよりも、速く距離が縮まります。
また、リラックスした雰囲気の中では、前任者と後任者の会話やお互いに対する態度も「素」に近いものが表れるため、2人の関係性がよりつかみやすくなります。前任者と後任者はタイプが同じなのか異なるのか、後任者は前任者のやり方を踏襲する方針なのか、あえて新しい挑戦をしようとしているのかなどをつかんでおけば、その後の対応に活かすことができます。
「これまでのお礼にランチをごちそうさせてください。後任の方もご一緒に」
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ただ、注意すべき点があります。担当者の引き継ぎという場面で心がけるべきことは、「比べない」ということ。こちらが「前はこうだったのに」を引きずっていると、相手の方もやりにくくなります。気持ちとしては「ゼロリセット」するつもりで、相手の考え方、やり方を受け入れ、いかに適応していくかを考えることが大切です。
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お客様や周囲の人々とよりよい関係を築き、あなたのビジネスがより大きく、喜びに満ちたものとなるよう、人生がキラキラと輝かしいものになるよう、心よりお祈りしています。