もりち

(株)morich 代表取締役。Linkedinインフルエンサー。NPO理事、社外役員などパラレルキャリアを体現。NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」出演。現在は、人材コンサルティングを柱に、活動領域を広げる。『成功する転職』など著書多数、メディアにも執筆。2児の母。

もりち

(株)morich 代表取締役。Linkedinインフルエンサー。NPO理事、社外役員などパラレルキャリアを体現。NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」出演。現在は、人材コンサルティングを柱に、活動領域を広げる。『成功する転職』など著書多数、メディアにも執筆。2児の母。

最近の記事

#62 導いてくれるメンター、応援してくれるサポーターをつくる

皆さんにお勧めしたいのは、人生がよりよい方向に向かうように指導・助言を与えてくれる「メンター」、人生全般を応援してくれる「サポーター」を持つことです。彼らの存在は、心の支えになると同時に、自分を成長させようとするモチベーションを高めてくれます。 素晴らしいメンター、サポーターに出会えると、人生はとても充実した、豊かなものになると思います。 私は日頃からとても多くの人に支えていただいていますが、「メンター」「サポーター」として特別な存在といえば、瞬間的に10人以上の方が思い浮

    • #61 「この人」と思ったら、次につながるアクションを

      セミナーや懇親会などに参加すると、一度に多くの方と名刺交換し、接点を持つことができます。しかし、その全員の方と、今後リレーションを築いていくかというと無理がありますよね。 私は、「この人とは波長が合う」「価値観や思想が似ている」と思う方にフォーカスして、次につなげるアクションを起こします。後日、名刺をいただいた方全員にBCCでお礼のメールを送りますが、次の機会につなげたい方には、続けて2通目のメールを送り、「また別の機会にお話しさせていただきたい」といった希望を伝えます。

      • #60 「前向きな人」と出会える場所に足を運ぶ

        皆さんの周囲には、自分にパワーを与えてくれるような人がいますか? 前向きな人、本気で一生懸命生きている人は、そばにいるだけでもプラスの刺激を得られ、エネルギーがみなぎってくるものです。そういう人たちと出会い、時間を共有する機会を積極的に作ることも大切だと思います。 では、「前向きな人」には、どこに行けば会えるのでしょうか。 確率が高いのは、一般に向けて開催されている「セミナー」「講演会」などです。それも、「簿記・会計」「ファイナンシャルプランニング」といった実用的なテーマで

        • #59 友人や知人と会うときは「こんな人を連れてきて」

          「人脈を開拓する」という活動はパワーが必要なことに思えますが、気軽・手軽にできる方法もあります。 私は、学生時代の友人・後輩などと飲むときには、「あなたの知り合いを連れてきて」と依頼していました。そうして友人と、その友人である初対面の人と3人で飲んだり、私も自分の友人を連れていって4人で飲みに行ったりしていたものです。 また、20代の頃には、友人のルートでよく合コンをセッティングしてもらいました。その際には、「○○業界で働いている人を呼んで」とリクエスト。会ってみたい業界

          #58 出会いたい人がいるなら、その「周辺人脈」にアプローチを

          「こんな人、こんな企業に出会いたい」という目標があるけれど、ダイレクトにアプローチするのは難しい――そうした場合は、目的の人・企業の「周辺にいそうな人」を探してみます。 私の経験から一例を挙げてみましょう。 私は、企業に対して採用支援を行う一方、ビジネスパーソンの皆さんから転職のご相談をお受けします。そして一時期、IPO(新規株式公開)準備の経験が豊富な方複数名から「経験を活かして新たなステージを目指したい」というご相談をいただいていました。 ところが、当時の時勢ではIPO

          #58 出会いたい人がいるなら、その「周辺人脈」にアプローチを

          #57 WIN−WINの関係を築ける外部パートナーを増やす

          クライアント企業に対して幅広いソリューション力を備えるなら、自社内だけでなく外部の人との協力・連携も必要です。 私は、ビジネス上で「WIN-WIN」の関係が成立する相手は誰かを考え、パートナーシップを結ぶことに努めてきました。私のミッションは、企業の成長を支える人材を採用すること。そこで、「企業の成長を支える」という目的が一致していて、立ち位置や取り組む課題が共通している業種との連携に尽力しました。 例えば、成長の可能性を秘めた未上場企業に対して出資・経営支援を行うベンチ

          #57 WIN−WINの関係を築ける外部パートナーを増やす

          #56 「社内人脈」を広げ、ソリューション能力を最大化する

          皆さん、自分の会社にいるスタッフの顔を一人ひとり思い浮かべてみてください。 さて、何人思い出しましたか? 顔が浮かんだ人の中に、他部署の人はどれくらいいましたか? そしてあなたは、彼らの持つ知識・ノウハウ・スキルを正しく理解し、最大限に活用できていますか? クライアントに対し、ソリューションの質を高めようとするなら、自分一人の力ではどうしても限界があります。しかしながら、「自己完結」させようとする人は少なくないようです。もちろん、「自力で何とかしたい」と努力するのは、自分の

          #56 「社内人脈」を広げ、ソリューション能力を最大化する

          #55 自分は「どんな人に会いたいのか」を常に意識しておく

          「Six Degrees of Separation(六次の隔たり)」という言葉があります。これは古い戯曲に由来し、「6人程度を介すれば、世界中の人々と間接的な知り合いになる」という仮説で、アメリカの学者によって実験も試みられたようです。 私は十数年前にこの概念を知り、「世界は意外と狭い。会いたいと思う人がいれば、会えることを信じて人を介していけば必ず会えるんだ」と、希望に胸をふくらませたものです。同時に、会いたい人との縁を引き寄せるには、強い想いを持たなければいけないと考

          #55 自分は「どんな人に会いたいのか」を常に意識しておく

          #54 「現在人脈」だけでなく「未来人脈」も創っていこう

          「現在人脈」とは、今、仕事をしている中で自然に出来上がる人脈のこと。ビジネスでお付き合いする企業の社長や社員など、特に意識しなくとも築ける人脈です。 一方、「未来人脈」は、「自分が将来こういう仕事をしたい」「これをライフワークとしたい」「こういう人になりたい」…といったビジョンに対し、その実現に向けてプラスの影響を与えてくれる人脈のことです。こちらは、意識して築いていく必要があります。 私を例にお話ししましょう。私が将来にわたって取り組んでいきたいのは、教育現場に「キャリ

          #54 「現在人脈」だけでなく「未来人脈」も創っていこう

          #53 「以前紹介した人」が、縁をつないでおいてくれる

          私は、求人企業に求職者をご紹介する以外にも、人と人を引き合わせ、結びつけることをよくしています。 「こういうサービスを利用したいので、信用できる業者さんを紹介してほしい」「うちの会社の商品・サービスを使ってくれそうな人を紹介してほしい」といった要望に応えることもありますし、「この人とこの人は相性がよさそう。お互いにプラスの刺激を与え合える関係が結べるのでは」などと思ったときには、ランチや飲み会といったオフの場で同席する機会を作ります。 人と人の間に立って縁を取り持つのは、何

          #53 「以前紹介した人」が、縁をつないでおいてくれる

          #52 軽く立ち寄る際には、菓子折りの手土産を

          「あのお客様、最近お会いしていないな」「そう言えば新しいオフィスに移転されたな」などと気にかかってはいても、特に用件がないとコンタクトを取りにくいものですよね。 けれど、連絡をためらっているうちに時間が過ぎ、どんどん距離が離れていってしまいます。ちょっとご無沙汰してしまったお客様とのご縁、上手につないでおきたいと思いませんか? 私が携わっている人材サービス業も、顧客との関係維持が難しい業種の一つといえます。採用ニーズに対してソリューションを提供し、満足いただけたとしても、

          #52 軽く立ち寄る際には、菓子折りの手土産を

          #51 記念日やイベント時にはプレゼントを贈る

          私は人にプレゼントするのも大好きです。「ここ」というタイミングでは、ふさわしい品を選んで贈っています。単純に相手の方が喜んでくれるのはうれしいですし、結果的に自分の存在を相手に強く印象付けることにつながります。 プレゼントのタイミングは、誕生日、昇格・昇進、社長就任、異動、転職、クリスマス、バレンタインなど。これまで感じたところでは、社長就任時のお祝いは、皆がしていそうで意外としていないようです。お祝いのメールメッセージなどはたくさん来るけれど、わざわざプレゼントを買いに行

          #51 記念日やイベント時にはプレゼントを贈る

          #50 気持ちが伝わる「手書きメッセージカード」を活用する

          私はいつも、名刺くらいのサイズの「メッセージカード」を持ち歩いています。メッセージを一言二言伝えたいときに、手書きして渡します。 例えば、取引先に資料を郵送するときや、社内のスタッフのデスクに依頼案件の資料を置いておくときなど、隅にクリップで留めておくのです。 記す言葉はごくごく簡単。「いつもありがとうございます」「どうぞよろしくお願い致します」「今度、飲みに行きましょう!」といった程度のものです。 手書きの文字は、ちょっとした一言であっても気持ちが伝わるものだと思いま

          #50 気持ちが伝わる「手書きメッセージカード」を活用する

          #49 相手が興味のあるテーマについて、タイムリーに話題を振る

          私はビジネスでお付き合いをする方々の個人的な趣味や、興味があるテーマなどを把握するように意識しています。そして、それに関連するニュースを見たり、情報をつかんだときなどには、仕事の用事がなくてもコンタクトを取ります。 例えば、次のようなものです。 ●スポーツファンの方に…国際大会など大きな試合の翌日に「昨日の日本の勝利、爽快でしたね!」「逆転の瞬間は興奮しましたね!」 ●スキーが趣味の方に…「**地方のスキー場では、ようやく雪が降ってゲレンデのコンディションが整ったようですね

          #49 相手が興味のあるテーマについて、タイムリーに話題を振る

          #48 メールの最後は「響く言葉」で余韻や重みを感じさせる工夫を

          メールで心を込めてメッセージを送りたいとき、私は最後に、伝えたいことが集約された格言、詩などを引用して記しておくことがよくあります。 私は日頃から、本や雑誌を読んでいるときなど、心に響く言葉に出会うと、すぐに書き留めています。これまでに貯めた「いい言葉」は、200個を超えています。 一例をご紹介します。 ■「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」(江副 浩正氏) ■「才能とは継続する情熱のことである」(モーパッサン) ■「およそ事業に必要なのは、『する力』では

          #48 メールの最後は「響く言葉」で余韻や重みを感じさせる工夫を

          #47 相手の中で、自分の「存在感」を高めるアプローチを

          相手にとって、自分の存在が「たくさんの取引先の一つ」にとどまることなく、より強く印象付けるためには、コミュニケーションツールをうまく使いこなすことも大切です。 中でも、取引がしばらく途切れていたり、密なコミュニケーションができていなかったりする場合など、油断すると疎遠になってしまいそうな場合にも、なるべく自然な形でつながりを保ちたいものです。 そのためのポイントは、 ●コミュニケーションアイテムをフルに活用する ●大勢の中に埋もれてしまわないよう、「目立つ」工夫をする

          #47 相手の中で、自分の「存在感」を高めるアプローチを