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#43 相手企業内を横断。パイプ役を務める

一つの会社内でも、部署や職務が異なると、社員同士の意思の疎通ができていないケースは多いようです。そこで私は、組織を横断して部署と部署、人と人をつなぐ役割を率先して引き受けてきました。

例えば、ある会社で営業や販売などの現場スタッフの採用ニーズが発生したとき。社長や人事担当者から求人の依頼をお受けしますが、彼らは現場に出ていないケースがほとんどなので、現場の実態、現場で働く人たちの想いを正しく理解できていないこともよくあります。そして、彼ら自身、そのことを課題と感じていたりします。

そのような場合、私が営業や販売部門に出向き、スタッフに会ってヒアリング。その仕事はどんなやりがいや面白みがあるのか、どんな点で苦労するのかなど、リアルな現場の声を吸い上げます。そして、社長や人事にフィードバックすると同時に、採用活動に活かします。

この事例は、他の業種にも通じるものだと思います。営業先の窓口である担当者や社長などが把握しきれていない部署、あるいは他拠点の現場情報を、代わりに取ってきてレポートしてあげることで喜ばれるケースは多々あるのではないでしょうか。

つまりは、組織のパイプ役、調整役、潤滑油のような役割を担うということ。内部の社員ではなく、外部の人間だからこそできること、効果を発揮できることもあるはずです。そうした機会を探ってみるのもいいでしょう。

他部署で新たな人間関係を築くこともでき、ネットワークがさらに広がります。

お客様や周囲の人々とよりよい関係を築き、あなたのビジネスがより大きく、喜びに満ちたものとなるよう、人生がキラキラと輝かしいものになるよう、心よりお祈りしています。

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