ドリル解説|ドッグストローク|前編
競泳のドリルの
ドッグストローク「Dog stroke」は、
ドッグパドル「Doggy paddle」とも
呼ばれますが、
その名の通り「犬かき」のことです。
ちなみにワンちゃんの足の動きを見ると、
アップキックが強いですね(笑)
さて、
人間のドッグストロークですが、
背泳ぎ以外のストローク動作の、
「キャッチ部分」だけを
切り取った形になります。
私がこのドリルを行う最大の理由は、
「入水後、水を瞬時に察知する」
ということが目的です。
キャッチ動作や
フロントスカーリング動作は
「手のひらの角度」が
とても重要になります。
なので、
フロントスカーリングとセットで、
このドリルを行うことが多いです。
キャッチ動作は、
入水後の動きの中で
刻々と変化する「水の感触」を
いち早く察知し、
水をつかまなくてはいけせん。
この時点で水の捉えがおかしい場合は、
メイン練習の前に
手首の角度を変えたりして
調整する必要があります。
そこで、
ドッグストロークを行うのです。
まるで、
「キャッチ動作のチューニング」
のようなドリルですね。
ドッグストロークには
2つのパターンがあります。
…続きはまた次回にしますね😊
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