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スポーツ心理|感情の表現と発散

感情には
「表現」と「発散」があります。

例えば、
練習やレースで
思うように結果が出なかったときに
物に当たったり、
不機嫌そうにしたりして、
いつもと違う言動をすることで、
“周りに気を遣わせてしまう”のは
「感情の発散」です。


そして、
思うような結果が出なかったときに
「悔しい!
このレース、絶対優勝したかった!」
と、言葉にして表現するのは
「感情の表現」です。


「感情の発散」をすることにより
一時的な快感を得られるかもしれませんが
それは“諸刃の刃”でもあり、
後々必ず自分自身をも傷つけます。

なので、
スポーツ選手として大切なことは、
「感情の表現」を覚えることですね!


感情は4つの順番で表現できます。

①事実を伝える。
→ここまで毎日に練習してきたのに、
レースで理想の結果が出なかった。
(自分の偏見を入れずに事実だけを伝える)

②感情を伝える。
→だから、すごく悔しい。

③何故、そう感じているかを伝える。
→結果を出して、
みんなの応援に応えたかった。
みんなの期待に応えられなかったから、
顔を合わせるのが恥ずかしい。

④具体的な要求を伝える。
→だから30分ほど、
一人にして欲しい。
気持ち入れ替えて、
必ず戻ってくるので。

・・・と、いうように
感情をチームメンバーに表現します。


この「感情の表現」をせずに
レースから帰ってきて、
物に八つ当たりをして、
不機嫌な顔して、
帰りの挨拶もせず、
姿をくらます・・・。

…と、どうなるでしょう??


きっと、
チームは不穏な空気に
なってしまいますよね。

“心を読む”ことと
“思いを理解する”のは
全く別物ですからね。



どうしても
「感情を発散」させたければ
トレーニングで発散させましょう😌!

以上が、
アスリートの
「感情の表現と発散」でした。

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